1日の欧州株でストックス欧州600指数はほぼ変わらず。週間ベースでは週初の上げが寄与し、7月半ば以来の大幅高となった。この発表された ストックス600の業種別株価指数ではエネルギーが上昇。モルガン・スタンレーによるセクター投資判断の引き上げが好感された。一方、自動車は下落。UBSグループのアナリストがルノー、フォルクスワーゲン(VW)の投資判断を引き下げたことに反応した。
欧州債市場では米国債に連れてドイツ債が下落。米供給管理協会(ISM)が発表した8月の製造業総合景況指数が6カ月ぶりの高水準を示すと、ドイツ債は下げ足を強めた。一時は米失業率の上昇を手掛かりに買いが優勢となった場面もあった。 英国債も下落。トレーダーが織り込むイングランド銀行(英中央銀行)のピーク金利は来年2月までで一時5.75%を下回ったが、その後5.76%に上昇した。
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