オーカーンは、第1試合でカラム・ニューマン＆HENAREとトリオを組み、オスカー・ロイベ＆成田蓮＆海野翔太と激突。試合は、オーカーンが、肩固めでロイベから勝利を奪い、バックステージでのコメントも滑らかだった。「あ～同情するよ！ モクスリー！ あの汚ねぇボロ雑巾みてぇなジャケット持ちが、わざわざ泣きついたぐらいで、遠路はるばる大阪までたったワンマッチ、余に処されるために来るんだからな」と絶頂を迎えたかのように、天を仰いだ。
オーカーンは11月4日（エディオンアリーナ大阪）で、米AEWの「狂犬」ジョン・モクスリーとのシングルマッチを控えている。オーカーンは「だが、相手は申し分なかろう。この『SON OF THE SPECIAL SINGLE MATCH』、このシングルマッチの申し子がモクスリー処刑してやるよ。こっちだってなぁ、もう時間はねぇんだよ」と完勝宣言だ。 オーカーンの“口撃”は止まらなく「モクスリーだけじゃ物足りねぇ。余がモクスリーを処刑したら、その時はMJFとベルトをかけて戦わせろ。余が何故こんなにもスペシャルシングルマッチをやれたか分かるか？ ベルトよりも価値があるからだ！ さんざん言ったよな。ベルトはアクセサリーだって。それは証明したがな。だが、それでも、どうしても、今、ベルトが欲しい理由があるんだよ。モクスリーを処刑した上で、前王者のモクスリーを倒したMJF、そのMJFは新日本プロレスで唯一、この余と戦いたいと、そう言っていたな。条件はそろった。気持ちもそろった。あとは場所だ。もちろん2024年1月4日、東京ドームだ。この余がここまでお膳立てをしてやったんだ。文句はなかろう。MJF、待っているぞ。そして、お膳立てのモクスリー、ひれ伏せ」。モクスリーなど眼中にない様子で、日本のプロレスの最大興業でのマッチメークを要求した。
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