政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)★NTTは利害関係にある総務省幹部を接待したことで、総務省総務審議官・谷脇康彦が辞職し、多数の幹部が処分を受けた。接待したNTTは3月に社外調査委員会を設置、7日に公表された報告書では社長・澤田純ら経営陣の違法接待は今年3月までの5年間で、澤田ら経営陣と総務省政務3役や幹部との会食のうち、費用を等分に負担していない事例が29件確認されたという。
★一方、これらの接待を通じてNTT側からの便宜供与の依頼は認められず、NTTドコモの完全子会社化や携帯電話料金の値下げなどで行政の判断がゆがめられたという事実は確認できなかったという。また再発防止策として利害関係のある政務3役や公務員との個別の会食は原則実施しないことが決まった。この期に及んでなぜ会食は「原則」しないとなったのかはわからないが、今後、霞が関のデジタル化などが進むにつれ、総務省、経産省やデジタル庁のみならず、すべての省庁が監督官庁以外も利害関係が生まれるのではないか。本来はそれくらい厳しくすべきではないか。 ★その危惧は早速、デジタル相・平井卓也との接待が発覚して現実のものとなった。平井はデジタル相就任後の昨年10月2日と12月4日、2度にわたり、NTTの澤田から接待を受けていた。直後にはIT総合戦略室が開発を担う五輪アプリの入札があり、NTTグループが受注した。平井は大臣になってからの2回を含め計8回の会食を認めたものの「先方からの請求通り、割り勘として問題ないようにきっちり払った」と胸を張った。国家公務員倫理法も取引先などを飲食店などでもてなすことを接待として規制している。つまりごちそうにならなければいいことになる。政治家には当てはまらない。これでは何も変わらないのではないか。政治とカネが相変わらず問われる中、割り勘ならいいでなく、会食を認めないが利害関係者との付き合い方ではないか。(K)※敬称略
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