政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)★参院選の結果を見ると、自民党圧勝のように見えるが、比例代表の得票を比較してみると自民党は19年の参院選と比べ0・9ポイント減らしている。今回、投票率が高くなったものの自民は前回から1議席減の18議席。得票数は約54万票多い約1826万票となった。ところが16年の参院選挙では2000万票、昨年の衆院選挙の1991万票よりも減らしている。公明党も比例の議席は1つ減らして6議席となったが、得票数は約618万票。19年の参院選では約654万票、昨年の衆院選挙では700万票に乗せていたことを考えれば大幅減となる。
★つまり与党の得票は減っているが野党の落ち込みはもっと激しい。立憲民主党は前回参院選よりも約115万票減らし得票は約677万票となった。一方、日本維新の会は得票数は約785万票で、前回の491万票を大幅に増やしている。立憲民主党内には党代表・泉健太の責任論について「誰がやっても同じ結果だった」という擁護論とともに「執行部の無策」を問う声があるが、もう策などないのではないか。今回、立憲民主党は選挙区でも比例でもベテラン議員の落選が相次いだ。その最大の原因は今まで野党の頼みの綱だった無党派層が自民党に流れている。 ★時事通信が10日実施した参院選の出口調査によると、特定の支持政党を持たない無党派層の比例代表の投票先は自民党が26・0%でトップ。日本維新の会が16・9%で2位。立憲民主党は14・1%と様変わりしているのがわかる。与党は時代の先端を走っている自覚があるか否かはともかく1つの基準になる。野党はもうそれに対処していくだけではもはや通用しない。新しい価値観、新しい政策、あらたな文化を作らなくてはならない。選挙の翌日、既に大企業の既得権の代弁者となっている連合本部にすっ飛んでいく泉にそれを生み出す力はない。(K)※敬称略
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
ソース: nikkansports - 🏆 18. / 63 続きを読む »
ソース: nikkansports - 🏆 18. / 63 続きを読む »
ソース: nikkansports - 🏆 18. / 63 続きを読む »
ソース: nikkansports - 🏆 18. / 63 続きを読む »
ソース: nikkansports - 🏆 18. / 63 続きを読む »
ソース: nikkansports - 🏆 18. / 63 続きを読む »