政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。（文中は敬称略）★長らく務めた副総理兼財務相の役職も終わるであろう麻生太郎が、14日の閣議後の会見で新型コロナウイルスの緊急事態宣言下での行動制限の緩和案について持論を展開した。「医者は結構反対といってたろ。医者とか、医者みたいな人がいっている話」「ぼくはいろんな形で行動制限の緩和もやれるところがやってった方がいい」「映画館で感染爆発が起きたという話はあまり聞いたことがない」などとしたうえで「医者の言う話は本当かよという話がいろいろなところで出てくる。国民のマインドの中では変化が生じてきているのは事実で、地域によって（感染状況が）違うならどんどんやっていけばいい。緩和するという方向に振られる自治体がでてきてもおかしくない」と緩和を柔軟に展開するべきとの考えを示した。
★今月7日の会見では「コロナはまがりなりにも収束して国際社会の中の評価は極めて高い。そういった意味では（首相・菅義偉には）『まっとうした』という思いがあったことは確かだ」と首相の退陣表明を解説した。東京や大阪など19の都道府県に出されている緊急事態宣言は13日から延長されたばかり。自民党若手議員が言う。「確かに自治体によっては緩和してもいい地域があることはわかるが、今までGoToトラベルなど、規制を強める時期に緩和を促し感染拡大につながったことを忘れたのか」といぶかる。 ★自民党中堅議員は「この世代の政治家の感覚のずれが政治とカネの問題とともに、国民の政治不信につながっているのではないか。政治家が気まぐれで緩和や規制をいえば、飲食店などが振り回されて疲弊する。末端の国民に自分の発言がどう影響するか、庶民の感覚のない政治家の発言を変えなくてはならないと今、総裁選をやっているのではないのか」と指摘する。政治家の発する言葉にもう少し注意が払われなければ国民は政治に信頼を持てない。（K）※敬称略
どう考えても、 国民感覚とズレてるのは 日刊スポーツなどのメディアだろ！
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