【徹底解説】新型スバル・クロストレック 【ニューモデルSHOWCASE】 - webCG

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後で200万円台前半のお手ごろグレードが……出るといいなぁ。わが実家の「XV 1.6i-Lアイサイト」みたいなのが。(堀田剛資)

スバル・クロストレックは、日本でこれまで「XV」と呼ばれてきたクロスオーバーSUVの後継機種である。エクステリアやインテリアの基本デザインを同世代の「インプレッサ」と共有するという手法も、XV時代と変わりない。

スバルのXVといえば、2010年に国内で発売された3代目インプレッサの派生モデル「インプレッサXV」が元祖。続く2012年には4代目インプレッサをベースとした2代目が登場して、このモデルからXVという独立機種あつかいとなった。ちなみに北米では、このモデルから「XVクロストレック」という車名が与えられている。 新型クロストレックは、始祖であるインプレッサXVから数えて4世代目にあたる。これまでは日本以外にも豪州や欧州でXVを名乗っていたが、今回を機にグローバルで商品名をクロストレックに統一したというわけだ。この車名は“クロスオーバー”と“トレッキング”を組み合わせた造語で、「カジュアルなトレッキングシューズのように、街なかからアウトドアまでシーンを選ばず、どんな場所にもマッチするクルマ」といった意味が込められているという。クローバルでの販売台数は、インプレッサから独立した最初のモデル=先々代の時点ですでにインプレッサをおよそ6:4の比率で上回っていたが、その差は年を追うごとに拡大。先代におけるXV/クロストレックのグローバル販売台数は、インプレッサの5倍以上になっているらしい。

それでも、わが日本市場では伝統的なハッチバック/セダンのインプレッサの人気がまだ比較的高かったが、傾向としてはグローバルの流れと同じ。日本自動車販売協会連合会が公表している「乗用車ブランド通称名別」の登録台数は、XVとインプレッサをひとくくりにして“インプレッサ”として公表しているので分かりにくいが、先代の実績では、日本でもXVの販売台数のほうが多くなっているそうだ。

 

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