しで交流戦開幕前の借金1は貯金3に。一時は10になった首位・阪神とのゲーム差も5・5に詰まった。先発に菅野が復帰し坂本も復調するなど投打で大きな収穫を得て、リーグ戦が再開する23日からの広島3連戦(マツダ)に臨む。
頂点まであと一歩届かなかった。逆転サヨナラを期待する大歓声が、ため息と悲鳴に変わった。1点を追う9回2死一、二塁、梶谷がフルカウントから松井裕の高めスライダーに空振り三振。試合後、他球団との比較で交流戦優勝が消滅した。それでも11勝7敗と収穫の多かった18試合。原監督は前向きに受け止めた。巨人が勝ってDeNAがロッテに敗れれば交流戦優勝決定という最終戦。東京Dは今季最多4万929人の大観衆で沸いた。初回に岡本和の適時二塁打で岸から先制したが、その後は本塁が遠かった。「なかなか1本が出なかったね。幸先いいスタートを切りながらね」と原監督。先発・菅野は好投も、6回1死から一ゴロを中田翔が失策、続く辰己に逆転2ランを浴び、これが決勝点となった。先発は戸郷をリーグ戦の流れから水曜日固定。カード初戦重視で中5日に詰めることも可能だったが、火曜日をブルペンデーにしてでも先を見て中6日で回し、3戦3勝と期待に応えた。菅野、メンデスも復帰。厚みが増した。
リリーフでは5月中旬に2年ぶりに1軍復帰した中川が状態を上げて8回に定着。我慢して起用した菊地も成長した。両投手はこの日も登板して無失点と好投し、交流戦防御率は0・00だ。開幕投手のビーディも救援転向で5試合連続無失点と躍動。この配置転換について、原監督は「可能性がある限り前に進まないといけない。上から投げてダメなら横から、右でダメなら左で投げるくらいでいかないと」と表現していた。できることは全てやる。執念が詰まった采配だった。 打線では秋広が3番に定着してシーズン打率3割台を維持。後輩に刺激されるように坂本、梶谷、丸が復調した。岡本和は8本、19打点で現時点で2冠。ラスト5試合連続安打した吉川について、原監督は「昨年はなかなか、お尻に火をつける人がいなかったから」と中山、門脇との競争激化もプラスに捉えている。
23日の広島戦(マツダ)からのリーグ戦再開に向け、原監督は「しっかりと時間を正しく使いたい」と引き締めた。この日までの交流戦チーム打率は12球団中2位の2割7分4厘、防御率が同5位の3・00、本塁打は同1位の25本。今後の逆襲に向けて期待が高まる。交流戦前は借金1、首位・阪神と9差だったが、貯金3で同5・5差に縮めた。チーム力は着実に上がっている。(片岡 優帆)
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
ソース: Daily_Online - 🏆 15. / 68 続きを読む »
ソース: news24ntv - 🏆 51. / 63 続きを読む »
ソース: news24ntv - 🏆 51. / 63 続きを読む »
ソース: news24ntv - 🏆 51. / 63 続きを読む »
ソース: Daily_Online - 🏆 15. / 68 続きを読む »
ソース: news24ntv - 🏆 51. / 63 続きを読む »