来季プロ3年目を迎える巨人・菊地大稀投手(24)が12日、今オフのテーマを「60試合、70試合いける体を作る」と掲げた。3年連続V逸、2年連続のBクラス4位に沈んだ今季は、救援防御率がリーグワーストの3・81と課題が残った。リリーフエースを目指す右腕は「自分自身まだまだできる。(中継ぎ陣を)引っ張っていける存在になりたい」と誓った。
桐蔭横浜大から21年育成ドラフト6位で入団し、昨年4月に支配下選手登録。同年は16試合の登板で防御率5・60とプロの厳しさを味わった。だが、オフにロッキー級の超過酷な雪山トレーニングを行って進化。今季は高梨の55試合に次ぐチーム2位の50試合に登板し、プロ初勝利を含む4勝4敗1セーブ11ホールド、防御率3・40。飛躍の裏には、坂本の助言もあった。 現役最多の通算2321安打を誇る坂本とは、東京Dのロッカーが隣同士という“縁”がある。昨年は「誰かに話しかけるのがあまり得意ではない。緊張して全然聞けなかった」と尻込みしていたが、今年は「勇気を振り絞って」と試合状況に応じた打者心理を問うた。例えば同点で迎えた終盤、2死二塁でマウンドには菊地。初球、坂本は何を狙っているのか—。
「僕が場面を設定して、僕の球種も伝えて『何を狙いますか?』と聞いたりしました。すごいためになりました。いい位置にいさせてもらってます(笑い)」と右腕。実際、同じ場面を迎えたとき背番号6の助言を思い返すことがあった。 全てのアドバイスを心に刻み、来季は60〜70試合登板を目標としてV奪回に導く。「この1年で終わるのではなくて、ここから(登板数を)増やしていけるようにしたい」。この日はG球場で同期入団の赤星とキャッチボールなどを行った。“隣人”に恵まれた勉強熱心な菊地が、さらなる飛躍の道を行く。(中野 雄太)▽西村健太朗 13年に自己最多71試合に登板。42セーブを記録して最多セーブ投手のタイトルを獲得した。▽中川皓太 19年に自己最多67試合に登板し、4勝3敗16セーブ17ホールド。5年ぶりのリーグVに貢献。
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