◆JERA セ・リーグ 巨人3×―2広島=延長12回=(13日・東京ドーム) 22年8月20日の阪神戦(東京D)以来602日ぶりとなる1軍での先発マウンドにあがった堀田賢慎投手が、4回まで投げ4安打無失点と好投。6回に岡本和真内野手の珍しい「二塁への二塁打」で1得点、7回に3番手・中川皓太投手が逆転を許したが、8回に岡本和の内野安打で同点に追いつき、延長12回に今季初のサヨナラ勝ちを決め、5連勝となった。右腹直筋筋損傷で出場選手登録を抹消されたグリフィン投手の代役で先発に指名された堀田。1回は3者凡退、2回は2死から田村俊介外野手に右前打、矢野雅哉内野手に四球で一、二塁とされ、会沢翼捕手には右前打されたが、右翼・佐々木俊輔外野手が本塁への送球で二塁走者・田村を刺し、得点を阻止した。...
両チーム無得点で迎えた6回に珍しいプレーで先取点が入った。先頭の佐々木俊輔外野手が中前打で出塁し、二塁盗塁を決め1死二塁。ここで、岡本和の内野に高く上がった打球がドームの天井の懸垂物にはさまり落下しなかったため、東京ドームの特別ルールで「二塁への二塁打」となり、佐々木が生還。岡本和のパワーが生んだ珍しいプレーで1点を挙げた。 しかし、7回から3番手で登板した中川が逆転を許した。1死から矢野に左前打、2死となったが代打・上本崇司内野手に中前打され一、三塁とされると、野間峻祥二外野手に左中間を抜ける2点二塁打を打たれ、逆転された。 1点を追う巨人は8回、広島の3番手・島内颯太郎投手から先頭の佐々木が右中間への二塁打、門脇誠内野手が右前打で続き一、三塁。ここで岡本和が遊撃へ内野安打を放ち、同点。坂本勇人内野手、オコエ瑠偉外野手が空振り三振で2死となったが途中出場の松原聖弥外野手が四球を選び2死満塁とチャンスを広げたが吉川尚輝内野手は左飛に打ち取られ、勝ち越しはならなかった。 9回は大勢投手、延長10回はここまで無失点のドラフト1位右腕・西舘勇陽投手が登板しずれも3者凡退に抑えた。...
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