指揮官は「8と3。原監督、長嶋さん。意を決してお願いした」と2人の偉大な恩師の思いを背負う覚悟を表明した。そして「来年度は『アレ』ではなく『アベ』でいきたい」と岡田阪神の「ARE」にかけて優勝奪回を誓った。
監督通算17年間で1291勝の原監督から託された重いバトン。ヘッドコーチとして2年連続Bクラスの責任を痛感していた中で就任要請を受けた。決め手は「原監督が(東京Dの)監督室で笑顔で『慎之助で良かった』と言っていただいた。それが決心させてくれる最高の言葉でした」。背番号継承に原監督は「なんか僕はうれしかったですけどね」と頬を緩めた。思いは確かに受け継がれた。 ここ2年は1軍コーチとして名将の横に立った。「決断力、投手交代、代打起用。回転の速さ、いつも(頭を)グルグル回して。僕は未熟。勉強しながら日々精進して頑張ります」と誓った。今季の原監督は投手交代の際、時間短縮のために必ず自らマウンドに足を運び、打たれた投手に笑顔で声をかけることもあった。「原監督から『お前さんは笑顔で選手に怒れるような、それを目指してやりなさい』とご指導受けた」。学んだ帝王学を生かす時が来た。
終始、引き締まった表情でマイクを握った中で、元来の明るさが垣間見えた一幕もあった。「本年度『アレ』で盛り上がっています。来年度は『アレ』ではなく『アベ』でいきたいと思います」。表情が一気に和らいだ。優勝の隠語として合言葉「ARE」を掲げて頂点に立った岡田阪神。巨人は今季6勝18敗1分けと辛酸をなめたが、その悔しさを胸に来季は「ABE」が輝くシーズンを目指す。
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