鬼軍曹なんかじゃないんです!…とまでは言い切れないが、本当の姿はちょっと違う。あの有名な“罰走”など、恐怖エピソードは数多くあるものの、実は繊細で気配りの人。そんな優しさを隠すために、あえて怖い雰囲気を醸し出していたのでは? とすら思う。
2軍監督時代、若手が1軍昇格となれば、休養日だろうと早朝からG球場に出向き、荷物をまとめにきた選手をいつも偶然を装って激励していた。遠征先では、「メシの時くらいのんびりさせたい」と食事会場から夕食を持ち帰り、自室にこもることが多かった。裏方さんへ感謝を込めて定期的に食事会を開催することもあれば、オフにはコーチ陣を旅行に招待して慰労。そういう人だ。 新監督就任が発表された最終戦セレモニーでの、一瞬も崩れない硬い表情を見て思い出したことがある。第2次原政権が終わった直後の15年オフ。阿部ファミリーが食事に出かけた際、退任したばかりの原さんにバッタリ遭遇したという。「見たこともないような柔らかい表情だった。それだけものすごい重圧の中で闘っていたんだなと…」。そう驚いていた。
その指揮官の立場となり、持ち前の威圧感にはさらに磨きがかかるだろう。だが、阿部慎之助に関わったことがある人なら、恐怖オーラの下の素顔を誰もが知っている。(10~12年、15~22年巨人担当・尾形 圭亮)
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
ソース: SportsHochi - 🏆 53. / 63 続きを読む »
ソース: shunkannews - 🏆 17. / 63 続きを読む »
ソース: SportsHochi - 🏆 53. / 63 続きを読む »
ソース: SportsHochi - 🏆 53. / 63 続きを読む »
ソース: SportsHochi - 🏆 53. / 63 続きを読む »
ソース: goonewsedit - 🏆 40. / 63 続きを読む »