転で勝利した。
今季から活動を開始したが、選手8人と単独チームでは試合に出られないため、同じく今季から活動を始めた名門社会人チーム・全(オール)府中(東京)の女子チームの一員として、ヴィーナスリーグの10のクラブ、大学、社会人チームが争う下位リーグ「報知新聞社杯」に参加。この日のウェルネス大と埼玉アグリ合同チームとの試合では、初回に2点を先制したが4回に逆転される展開に。しかし5回、元日本代表・志村亜貴子の適時打で逆転して4―3で勝利した。 片岡監督はこのチームではコーチとしてベンチに入り、ENEOSの監督などを歴任し指揮を執る林裕幸監督をサポートした。長年女子チームを作る構想はあったが、昨年ようやく実現に向けて動き出し、合同練習わずか3回で迎えた初戦。「この日を迎えられて良かった。初戦を勝ったことが選手にとって一番の刺激で、みんなキラキラして良い顔をしていた」と笑顔をみせた。男子チームも応援に駆けつけ、今後は女子を優先しながら両方の監督を務めていくという。
元日本代表で片岡監督と旧知の六角彩子は、西武ライオンズレディースより移籍。初めて出来た地元・茨城のクラブチームでやりたい思いがあったと明かして、「年齢の若いチームなので、(私たち)ベテランとの(コミュニケーションを)見つつ、報知新聞社杯優勝、そして夏の全日本クラブ選手権での上位を目指したい」と語った。 全府中も昨年から女子部創設の動きができて、選手8人で活動を開始。単独では試合に出られないので、今季は茨城GGの力を借りる。林監督にとって初めての女子野球だが、片岡監督とはこれまで男子チームの社会人選手権でも顔を合わせていて「GGが入ってようやくチームになった。今日は点を取ったり取られたりでしたが、ああいう勝ち方が出来て良かった。出来すぎです」と選手をたたえた。19日は埼玉県内で佐川急便(東京)と戦う。
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