個人事業に取り組む場合、家族名義で開業届を出すことを勧めましたが、どうせ家族を巻き込むのであれば、早めにプライベートカンパニーを作るほうがいいです。なぜなら、個人事業と比べてはるかにメリットが多いからです。プライベートカンパニーが「赤字」だった場合には、法人税がかかりません。なぜなら、サラリーマンと違って、法人では「損益通算」が可能だからです。損益通算とは、「得をした分」から「損をした分」を差し引いた分にだけ税金がかかる仕組みのこと。A事業が500万円の利益を出していたとしても、B事業が500万円の損失を出していたら、差し引き0円になるため、プライベートカンパニーとしては「儲けがなかった」とみなされて税金がかからないのです。
ところが、法人の場合は10年間も繰り越せるため、不動産や設備などで経費をたくさん使えば10年間にわたって赤字を活用して節税するテクニックを使える。1000万円の赤字を繰り越せば、10年間に合計1000万円の黒字が出たとしても、繰り越された1000万円の赤字と帳消しにされるので、1000万円の黒字に対しては税金がかからなくなるのです。
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