85年ぶりの東京六大学リーグ4連覇を目指す明大は4年生が節目の記録をマークし、チームの勝利に貢献した。明大は第4週の立大2回戦で連勝し、開幕から東大、早大に続き3カード連続で勝ち点を挙げた。残すカードは第6週の慶大戦、第7週法大戦だ。
立大2回戦を7回途中1失点で勝利投手となったのは右腕・蒔田稔だ。3年春から積み上げた白星は通算10勝に達した。周囲を和ませるのが得意な蒔田は「10勝できるとは……。成長したんだなと感じる」と、報道陣の笑いを誘った。自ら実感した「成長」とは、技術面よりも、精神的な安定を挙げる。投球については「相手が打ち気できたときに、カーブをうまく使えた。コースを間違えることなく、自分の持ち味が出せた」。 3回まで打者9人をパーフェクト。田中監督は冗談交じりに「最後までいくかな? と思ったら、蒔田にだまされた。与えられたところで3人がよく投げてくれた」と語った。7回表は左腕・藤江星河がリリーフし、なおも二死満塁のピンチでは浅利太門が抑え、2点リードを守り切った。154キロ右腕・浅利は「蒔田さんと藤江が必死につないでくれたので、絶対、抑えてやろうという気持ちでした。終盤、僅差の展開だったので、抑えることができて良かったです」と話した。
蒔田は「監督をだます結果となったので……。今週は大好きな空き週なので、練習からアピールして慶大戦に向けて、しっかり準備をしていきたい」と意気込んだ。立大1回戦でエース・村田賢一が15勝目を挙げ、同級生の活躍に刺激を受ける蒔田は「村田の背中は遠いですが、頑張ります」と、リーグ4連覇へ全力で腕を振ることを誓った。打線をけん引したのは不動の四番・上田希由翔である。1対0の3回裏二死二塁から右越え2ランを放った。「インコースの真っすぐ。打った瞬間でした。あのコースをファウル、引っ掛けることが多かったんですが、素直にバットが出て良かったです」。1年秋に初アーチを放って以来、リーグ戦通算10号だ。報道陣からの質問を受けて「あ〜そうなんですね……。気にしていないですし、節目の数として打てて良かったです」と、主将として何よりも、チームの勝ち点奪取を喜んだ。
上田は通算71打点とし、早大・鳥谷敬と並ぶ歴代7位タイとした。歴代トップは早大・岡田彰布の81打点である。「無理だろうな、と把握しているので、チームのための1本を出せれば。これまでと変わらず、勢いをづけられる1本を出していきたいと思います」。また、通算安打は92本とした。史上34人目の100安打までカウントダウンに入った。残り2カードでの記録達成に期待がかかる。
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