ら同球場で行われる第3戦で勝利したチームが、全日本大学選手権(6月10~16日、明治神宮野球場ほか)に出場が決まる。この日は1点を争う大接戦となったが、延長11回1死二、三塁で、8番・池辺由伸二塁手(2年)が左前適時打で勝ち越し。三塁走者が生還すると、選手たちはベンチから飛び出して喜びを大爆発させた。4番・指名打者の山本侑汰主将(4年)は「金沢学院大との対戦は1点差ゲームになるとわかっていた。(第1戦で負けていたが)自信があったので焦りはなかった。チームで気持ちを一つにすれば勝てると思っていました」と明るい表情で振り返った。
新守護神の150キロ右腕、岩本剛生(2年)が、2-2の9回から登板し、気迫の投球を見せつけた。「自分の持ち味は、ストレートで押していくこと。抑えることだけを考えていました」と岩本。先頭打者から全力投球を披露し、9回2死では149キロの直球を低めに決めて見逃し三振。延長10回には1失点したが「タイブレークの経験はあったので」と全く動揺はなし。3イニングを1安打、1失点に抑えてチームの勝利を呼び込んだ。 京都共栄高出身で、同大に入学した昨年は右足を故障して、投げることはできなかった。「リハビリが長くなって、野球をしたくてもできない。何をするために来たんだろう」と自問自答することもあったが、同級生には負けたくないと、体を大きくすることに焦点を当ててトレーニングを継続。176センチの身長に対し、体重は73キロから85キロに増えると、球速は7キロアップの150キロに到達した。
チームは21年の全日本大学選手権で準優勝を果たし、今年の目標には悲願の日本一を掲げる。当時、1年生でスタメン出場していた御簗龍己捕手(4年)は「あの時の経験を、後輩に伝えるのが4年生の仕事。3年前は打撃のチームだったが、今年はポテンシャルの高いピッチャーもいる」と話せば、岩本は「まじめに練習して自信を持てたし、いずれは155キロを出したい。明日も自分が締めくくって神宮に行きたい」と決意。それぞれの思いを胸に秘め、勝負の最終決戦に挑む。(中田 康博)
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
ソース: SportsHochi - 🏆 53. / 63 続きを読む »
ソース: shunkannews - 🏆 17. / 63 続きを読む »
ソース: SportsHochi - 🏆 53. / 63 続きを読む »
ソース: SportsHochi - 🏆 53. / 63 続きを読む »
ソース: shunkannews - 🏆 17. / 63 続きを読む »
ソース: SportsHochi - 🏆 53. / 63 続きを読む »