【古典個展 大阪大名誉教授 加地伸行】思ひて学ばざれば…

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【古典個展 大阪大名誉教授 加地伸行】思ひて学ばざれば… キリスト教・イスラム教両者の抗争は、われわれ東北アジアに住む者にとって根本的意味が分からない。今回のアフガニスタンの政変も、表向きの話はともかく、その根底に在る宗教的・思想的意味は、よく分からない

さて、テレビにいろいろな医師が出演して、あれこれ言っているが、似たような話ばかりで、今後の見通しは、どうもはっきりしない。もちろん、老生、中近東の諸事情についての知識は皆無。にもかかわらず、関心を抱いているのは、イスラム教に基づく宗教政権を成立させた点にある。だから、イスラム教とキリスト教との相違について、よく分からない。老生、20代のころ、思想に関心が強かったが、雑学的に読書したに過ぎない。しかし、その生活での思い出をひとつ記してみよう。

一神教すなわち神は、お一(ひと)方(かた)という概念から出発する宗教がキリスト教やイスラム教などであるが、その出発点で、もう両者は対立する。すなわち、キリスト教では、イエスは神の子であるとするが、これに対して、イスラム教は<神に子はいない>として、キリスト教を批判する。なるほど。こうした論争ひとつを取り上げただけでも、両者(キリスト教・イスラム教)は、冷静に論じあっている。 もっとも、それが十字軍となってくると、武力抗争の話になる。キリスト教・イスラム教両者の抗争は、われわれ東北アジアに住む者にとって根本的意味が分からない。今回のアフガニスタンの政変も、表向きの話はともかく、その根底に在(あ)る宗教的・思想的意味は、われわれ東北アジアすなわち儒教文化圏の者には、よく分からない。

とすれば、まずはイスラム教に関する<初歩的>講義をマスコミが行ってはいかがか。新聞は報道だけでいい時代はもう終わった。いい意味での啓(けい)蒙(もう)的活動に移っていいのではなかろうか。老生、本紙読者のひとりとして、それを求める。『論語』為政に曰(いわ)く、学びて思はざれば、則(すなわ)ち罔(くら)し(ぼんやり)。思ひて学ばざれば、則ち殆(あや)ふし(独善的)と。 (かじ のぶゆき)

 

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旧約聖書をには血腥い、非常に残酷な物語が溢れています。 「モーセは戦いを終えて帰還した…中略…彼等にこう言った。 『女達を皆生かしておいたのか。…中略…直ちに子供達のうち男の子は皆殺せ。男と寝て男を知っている女も皆殺せ。女のうちまだ男と寝ず、男を知らない娘はあなた達の為に…続く

民主主義が日本以外(脱亜論が言うように)のアジアや中東に利用され、世界で秩序が乱れてきている。 日本は明治維新の政権のように日本式を守りながら、欧米の事をもっと理解し納得される日本式に法もやり方も再編成しないとG 7の列強の👛と雑務に使われる過去に戻ると思う。

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