「最近よく『花粉症には腸活』という言葉を聞くと思いますが、花粉症はリンパの免疫反応であり、そのリンパの7、8割はお腹にあります。ですから必然的に、腸内での反応が相まって下痢や軟便という症状が出ることもあります」「それは、バラ科の植物、いちごや桃への反応です。また、豆乳やアーモンドにも反応します。これはPR-10というタンパク質に関わるのですが、花粉とバラ科や豆乳などのPR-10の構造が似ていることから、大量に摂取してしまうと交差反応でアレルギー症状が起きてしまうのです。ゆえに、珍しい症状ですが、花粉症の方がバラ科の果物を食べたり、豆乳やアーモンドを摂取すると口の中がピリピリするような症状が出ることがあります。これは口腔内アレルギー症候群というアレルギー反応で、花粉症のひどい方はこの時期、いちごや桃、アーモンド、豆乳はちょっと控えていただくほうがいいと言われています」なかには症状が軽く、自分が花粉症だと気づいてない人や、花粉症になったことを認めたくない人もいる。そういった時、咳や喉のかゆみ、鼻水など風邪の症状と似ているため、風邪薬を飲んでしまう人もいるだろうが、これは大丈夫なのだろうか。
「病院で出されるのは基本的に安全な風邪薬なので、それを飲んだからといって大きな問題になることは滅多にありません。これは花粉症による肌荒れでも同じで、一般的な肌荒れ用の薬を使用しても大きな問題はありません。ただ、やはり必要でない薬は極力使わないほうがいいので、医師に相談するのが安全。もし別の薬を服用しても、表面上、一時的に症状を良くすることはできますが、やはり根本的な治療であるアレルギーの症状を止める薬が適切です」「例えば火事が起こったとして、症状を和らげる薬は消火器の役割を果たします。花粉自体は、油やガソリンと考えてください。一時的には風邪薬や肌荒れの薬などで火は落ち着くかもしれませんが、花粉に暴露され続ける…つまりガソリンがまかれ続ければ、また火の勢いは増してしまう。火の元を消す花粉症のお薬を飲んでいないからです。つまり、症状が何度もぶり返すようなら、それは花粉症の可能性が高い。薬を飲むのが遅い・早いはないので、心当たりがある方はアレルギー科の診療を受けてみてください」
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