北大路欣也は、歴史上の人物を数多く演じてきた。日本のテレビ放送開始直後の1959年には「源義経」で牛若丸を演じている。当時は生放送。まさに日本のテレビの歴史とともに歩んだ俳優といえる。68年にはNHK大河ドラマ「竜馬がゆく」で主演。「広い天下に躍り出たいんじゃ!」とバリバリの土佐弁で元気のいい竜馬を熱演。その後も柳生十兵衛、真田幸村、斎藤道三、昨年の大河「青天を衝け」では、幕末の物語に解説役の徳川家康役で登場し、話題になった。南町奉行大岡越前守忠相(北大路)は、堅苦しいのが苦手で、着流し姿で町を歩き、何よりの楽しみは夜の街でうまい酒を飲むこと。与力の笹倉采女(金田明夫)らをハラハラさせるが、実は推理力と行動力も兼ね備えた男だった。唯一の弱みは娘の香織(水橋貴己)だ。忠相は、物知りの門番与平(奥村公延)、密偵のおりん(涼風真世)、熱血の若い同心・池田大助(富田翔)らとともに江戸を騒がす事件に立ち向かう。
多くの名優が堅物イメージで演じてきた越前だが、北大路の忠相には、お白州のカッコよさとともに親父らしさと人情味がある。健康を心配する香織に「父上!」と叱られてはてへへと逃げ回る姿は、とても現代的。CMで犬の父を演じる北大路の持ち味であるおちゃめさが出ている。私はしばしば現場を取材したが、水橋、富田ら若い俳優たちとの共演はよい刺激になると語る北大路の明るさが印象に残っている。
男やもめで呑兵衛で、しっかり者の娘に頭が上がらないというオリジナル設定が良かった。 他にもたった一人の若い御家人、しっかり者のn一人娘、お忍びで抜け出すのを知っている奉行所の使用人など、オリキャラもいい味を出していた。 そしてなんと言っても、渡辺俊幸さんの重厚かつ美しい音楽がいい。
旗本退屈男じゃないのね・・・・・
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