【伝説のカルト 鈴木清順の世界】「面白くない」と脇役を即興で追加、シナリオ書いた新藤兼人は憤慨 ヤンキー映画の元祖「けんかえれじい」(1966年)

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破天荒な青春ドラマにほのかなリリシズムをまぶし、ユーモアもある鈴木清順初期の傑作が「けんかえれじい」(1966年)。ヤンキー映画の元祖、マスターピースといっ…

破天荒な青春ドラマにほのかなリリシズムをまぶし、ユーモアもある鈴木清順初期の傑作が「けんかえれじい」(1966年)。ヤンキー映画の元祖、マスターピースといっても過言ではない。クセになるツッコミどころ満載だ。様式を破壊した独特な映像センスは見過ごせない。というのも、シナリオを読んで監督は「脇役が面白くない」と、原作にもない北一輝(社会運動家)を登場させ、主人公のキロクと出会う場面を追加し、撮影中でもたびたび即興でシナリオを変えたのだから新藤が怒るのも無理はない。主役を演じた当時22歳の若き高橋英樹も「がむしゃらに演技をしていたが、完成した作品を見てこれは傑作だ」と予感したという。ヒロインの道子には清純派アイドルとして絶頂期にあった浅野順子。後に大橋巨泉夫人となる。

破天荒な青春ドラマにほのかなリリシズムをまぶし、ユーモアもある鈴木清順初期の傑作が「けんかえれじい」(1966年)。ヤンキー映画の元祖、マスターピースといっても過言ではない。クセになるツッコミどころ満載だ。様式を破壊した独特な映像センスは見過ごせない。というのも、シナリオを読んで監督は「脇役が面白くない」と、原作にもない北一輝(社会運動家)を登場させ、主人公のキロクと出会う場面を追加し、撮影中でもたびたび即興でシナリオを変えたのだから新藤が怒るのも無理はない。主役を演じた当時22歳の若き高橋英樹も「がむしゃらに演技をしていたが、完成した作品を見てこれは傑作だ」と予感したという。ヒロインの道子には清純派アイドルとして絶頂期にあった浅野順子。後に大橋巨泉夫人となる。

 

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