昭和は遠くなりにけり。「昭和の巌流島の決闘」をアントニオ猪木と戦ったストロング小林が昨年の大みそかに亡くなった。ジャイアント馬場の命日(1月31日)も近い。ジャンボ鶴田の「23回忌追善興行」(5月31日、東京・後楽園ホール)も決まった。文字通りの掟破り。当時はタブーとされていた日本人対決を実現させるため、国際プロレスを脱退したが、そのまま対決とはいかず、メディアに一時、身柄を預けている。そういえば「平成版」ともいえる新日本・武藤敬司vsUWFインターナショナル・高田延彦(平成7年=1995年)の時にも、同じメディアにアプローチがあったことを思い出した。
果たして猪木vs小林は、昭和はもちろん永遠に語り継がれる名勝負となった。蔵前国技館はまさに熱狂の渦。入りきれないほどファンが押しかけ、小林の応援団は今では禁止の太鼓やラッパの鳴り物でサポート。迎え撃つ猪木応援団も目は血走り一触即発だった。リング上もだが、客席も殺気立っていた。
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