メリークリスマスイブ！ 年末の運試しに超高級魚を釣りに行こうとマハタに挑戦した。まだ真っ暗な午前５時過ぎに出船。基本的な釣り方は生きたイワシを餌にするヒラメ釣りと同じ。ただ底ギリギリを狙うヒラメ釣りと比べて、岩礁帯に生息するマハタはオモリを引きずるとすぐに根掛かりしてしまうので、「仕掛けが着底したらすぐに２～３メートル巻いて、オモリを浮かした状態で待ってね」と中井一也船長からアドバイス。仕掛けもマハタ用。餌を食ったマハタは根に潜ろうとするので、引き離すためにヒラメ用より太い糸の仕掛けを使う。
釣り場は大原沖水深２５メートル。仕掛けが着底したらいきなり根掛かりしたが、すぐに中乗りさんが外してくれた。ふう、危ない。もう一度落とし直してアタリを待つ。するとおや？ イワシが暴れている。もしかしてと思っていたら竿先がグンと引き込まれた。アタリだ！ 合わせるとしっかりハリ掛かりした感じ。ゆっくり巻いてくるとマハタが姿を現した。一流し目から本命が釣れた。これは幸先がいいぞ！ 新しいイワシを素早くつけて沈めるとなんとまた釣れた。そしてその次も。周りは釣れない中で脅威のマハタ３連チャンに成功。サイズも１キロ級と悪くない。 朝の３連チャンはやはり水中ライトの効果だったのではないか。暗い時間に釣れていたのは、水中ライトを使っていた僕だけ。日が昇ってからはほかの釣り人との差はなくなった。一度しか使っていないとはいえ効果を実感した。さあ、あなたなら使ってみる？このほか洲崎港・第２美吉丸（ＴＥＬ０９０・７００８・０８０２）からも乗合船が出る。１２月下旬、海の上も真冬の寒さだ。しかし、この寒さはこれからが本番。釣り人はいろいろ寒さ対策はしているだろう。今回はモデル経験もある井手さんにスタイリッシュな防寒用品を紹介してもらった。
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