ロッテ の佐々木朗希投手が、通算5度目となる オリックス ・宮城大弥投手とのマッチアップに挑んだ。同学年の ライバル 対決は、4回まで終了し、両者毎回奪三振の好投で無失点に抑える投手戦。佐々木は「チームを勝利へと導くことを第一に自分のピッチングを心掛けて」と、 マウンド に上がった。
小雨が降りしきる初のほともっと神戸のマウンドは、立ち上がりに苦しめられた。先頭・西川に3球連続で150キロ台のストレートが外れると、5球目に歩かせた。2番・森には左中間へ二塁打を打たれたが、本塁を狙った一塁走者を連係プレーで本塁タッチアウト。4番・セデーニョは138キロのスライダーで仕留め、失点は防いだ。 苦しい投球は続き、4回まで毎回安打を許す展開。2回は2死二塁から空振り三振、3回は先頭を許すも、1死一塁から森を154キロの直球で注文通りの遊併殺打。4回は1死から4番・セデーニョに中前打を許したが、後続を断ち、無失点で切り抜けた。 打線も好投手・宮城の前に4回まで3安打を放つも、毎回奪三振でいずれも無得点。この日は昨季HR王・ポランコがスタメンから外れ、「3番・DH」で石川慎が今季初スタメン起用。4回先頭の第2打席ではレフト前にクリーンヒットを放ち、先発起用に応えた。
宮城との対決はここまで4度あって、佐々木の2勝1敗。2度目の対決となった22年4月10日には、28年ぶりで、史上最年少(20歳5か月)となる完全試合をプロ初完投で達成。前回(4度目)の対決では、左脇腹肉離れで離脱していた佐々木が48日ぶりの復帰登板は3回2安打1失点で、8回無失点の力投を見せたライバルに敗れた。関連記事(外部サイト)
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