開幕戦で開催国フランスに敗れていたニュージーランドが、71―3でナミビアに圧勝。計11トライを挙げる一方、守っては相手をPG1本に抑えて今大会初勝利を飾るとともに、大会史上初めて、節目の通算50勝に到達した。
試合は開始からオールブラックスのペース。前半2分、左サイドの突破からW杯初出場のSHロイガードが先制トライ。同7分にもスクラムを機転にロイガードが2トライ目を奪うと、同20分にはW杯デビュー戦となったSOマッケンジーにもトライが生まれた。“ほほ笑みの貴公子”は2トライ8ゴールで計26得点をマーク。プレーヤー・オブ・ザ・マッチにはロイガードが選ばれた。 一方、後半32分にはダブルタックルに行ったデグルートの肩が相手の頭部に直撃し、イエローカードで一時的退場に。その後、今大会から採用された映像検証制度でレッドカードに格上げとなり、一発退場処分となった。試合の大勢には影響がなかったものの、主戦ルーズヘッドプロップは出場停止処分が下される見通しで、2大会ぶりの世界一を目指すチームには大きな痛手となりそうだ。
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