【スポーツ報知ラグビーW杯取材班(2日)トゥールーズ(フランス)=ペン・大谷翔太、カメラ・石田順平、ナント=ペン・大和田佳世】日本代表は1次リーグ最終戦(日本時間8日午後8時)でアルゼンチンと対戦する。勝てば決勝トーナメント進出の大一番に向け、勝負の鍵を握るFW陣は戦友を意味する「ブラザーフッド」をキーワードに掲げた。これまでも独自の単語で意識共有を図ってきた日本代表。意図と目的を、担当の大谷翔太記者が「読み解く」。勝てば2大会連続8強進出が決まるアルゼンチン戦へ向け、FW陣は「ブラザーフッド」を合言葉にした。本来は兄弟愛などを意味する単語だが、提案者のプロップ、ミラーは「『戦友』という言葉。お互いのためにハードワークしていくことが重要」と説明。屈強な肉体を誇るアルゼンチン相手に8人一体となり、体を張り続ける覚悟を込めた。 このチームにとって、合言葉はなくてはならない。最も大きなテーマは、史上初めて8強に進んだ「One Team」を超え、優勝を目指す「Our...
チームはトンガやフィジー、南アフリカなどさまざまな出身の選手で構成される。短い合言葉は言語の壁を越えて、思いを一つにできる。息も絶え絶えの試合終盤では、意思疎通の手段だ。監督がグラウンド横で指示を出すことはできないのがラグビー。キーワードを口にすることで、瞬時に全員が意識を共有してプレーに反映させる。プロップ稲垣は「自分たちが何をしないといけないか、立ち戻れるワード」と明かす。 競り勝ったサモア戦(9月28日、28〇22)で選手たちは「侍タイム」という合言葉を用いた。終盤に引き離された第2戦のイングランド戦(同17日、12●34)の反省を糧に、劣勢に立たされた後半に「侍!」と不屈の心を呼び起こした。「きつい状況で、皆で同じ絵を見て守りができた」とフランカーの姫野主将は胸を張る。死力を尽くす1次リーグ最終戦。気持ちをつなぐ言葉を携えて、大一番に臨む。(大谷 翔太)
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