レンガ造りの市庁舎で行われた歓迎式典。リーチは慣れないフランス語であいさつした姫野主将に温かいまなざしを向けた。本番ムードが一気に高まるイベント。「何を言ったか分からなかったけど、現地の言葉を覚えることはすごく大事。インパクトを残せたと思う」と大役を務めた主将をたたえると、本大会ではチームに積極的に関わる考えを明かした。
「(姫野に)任せっぱなしだった。ベテラン勢がもっとサポートしないと」。リーチは今季、姫野らを立てて前面には出ずに支える立場に徹してきた。イタリア戦(8月26日、21●42)では7点差で終盤を迎え、後半37、40分にトライを許し、大差負け。W杯では7点差以内の敗戦で勝ち点1がもらえる。一方でイタリアに許したトライは5で、本戦では相手に勝ち点1が加算される。15、19年大会で主将を務めたリーチは、自戒を込めた。 自身が主将を務めていた時は、トライを奪った後、取られた後の言動など細部まで考えて、試合に臨んでいた。イタリア戦は自分のプレーに集中するあまり、周囲をサポートしきれなかった反省があるという。W杯初戦のチリ戦では、姫野主将をサポートすることを前提に「トライを取られた時、流れを失った時にどういう言葉をかけるか」と、さまざまな場面を想定して準備をしていく。
大舞台の初戦は独特の緊張感がある。15年イングランド大会はその雰囲気を味方につけ、南アフリカから金星を挙げた。一方で、19年日本大会は格下のロシアに大苦戦した。「最初からうまくいかないと思えば、いい準備ができる。理想通りにいかなくても立て直す力はある」。代表通算キャップは歴代3位の80に到達し、現メンバー最多W杯13試合出場のベテラン。必要とあらば「陰の主将」として立ち回る。○…式典では、W杯キャップが代表33選手とスタッフに手渡された。リーチは「キャップを勝ち取るためにいろんなことを犠牲にした。余計に大事さを感じている」と重みを語った。キャップは競技同様、英国ラグビー校が起源とされ、かつては実際に出場試合ごとにキャップ=帽子が渡されていた。転じて現在はラグビー、クリケットなど英国発祥スポーツで出場試合数を示す。今回授与されたのはW杯代表チームの一員であることの証し。小さいサイズに違和感はあるが、かぶって全員で集合写真を撮るのが歓迎式典の慣例だ。日本協会では83年のキャップ制導入時から対象者全員に、シリアルナンバーが入った本物の帽子が贈呈される。5試合出場ごとに1つ星のワッペンが手渡さ
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