Eクラスのステーションワゴンは初代モデルから設定がある。Eクラスと呼ばれる前のW123にも“メルセデスベンツ製の”ワゴンが存在している。メルセデスベンツ製と書いたのは、それ以前のモデルにもコーチビルダーの手によるステーションワゴンがあったのだ。つまりセダンしかボディタイプがない時代にステーションワゴンを求める人が多くおり、そうした人々はコーチビルダーにワゴンボディをオーダーしていた。そのようなユーザーが多かったこともあり、メルセデスベンツ(当時の社名はダイムラー・ベンツ社)は、正規のボディタイプとしてEクラス(当初はミディアムクラスと呼ばれた)に、ステーションワゴンを設定した。ユーザーの要望に応えたわけである。
試乗車のグレード名は「E200ステーションワゴン・アバンギャルド」。先代モデルのE200は1.5リットル4気筒エンジンを使っていたが、新型は2リットルエンジンとなり、久しぶりにグレード名と排気量がシンクロしてわかりやすくなった。その2リットルエンジンのスペックは204馬力(150kW)/320Nm。1.5リットル時代は184馬力(135kW)/280Nmなので排気量アップに伴い、スペックも向上している。 ハンドリングはいい意味でEクラスとは思えないヒラリ感があり、まるで『Cクラス』をドライブしているような軽快感がある。試乗車はパノラミックスライディングルーフなどのオプションが付き、“素”の1860kgに対して50kg重い1910kgの車重。さらに成人男性3人乗車という悪条件ながら、じつに軽快であった。さて、ボディサイズが大きくなったが荷室容量はどうだろう。先代モデルのメーカー公表値(VDA計測)では640~1820リットルであったものが、615~1830リットルとなった。つまり定員乗車時の容量は25リットルダウン、最大拡張時は10リットルアップということになる。
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