１８６６年、米ニューヨーク州にあるヴァッサー大の女学生たちが野球部を発足。それを契機に他の女子大でも次々と野球部が誕生。しかし、「野球は女性がプレーするには危険過ぎる」と見なされ、程なくチームは解散を余儀なくされた。
２０世紀に入ると、医師の娘であるアルタ・ワイスが少年野球チームの投手となり、１７歳で地元のセミプロチームに入団。デビュー戦で大勢の観客が見守る中、５回１失点と好投。やがて「ワイス・オールスターズ」として各地を巡業した。 １９３１年には当時１７歳の左腕ジャッキー・ミッチェル投手がプロ入り。ヤンキースとのオープン戦でベーブ・ルースを空振り三振。ところが、「野球は女性に激し過ぎる」との理由で契約を破棄され、またしても障壁が立ちはだかった。
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