貝原さんがこのフリードで実現したかったことは、“こころによゆう”というグランドコンセプトだった。開発時はコロナ禍ということもあり在宅ワークが多かった。そこで、「普段の妻の日常が垣間見られ、子育てで余裕がなかったり、ちょっとイライラしていたりというのが肌で感じられたのです。なのでクルマの移動の時間だけでもそういったストレスを減らすことができないか。そういう思いでデザインしましたので、使い勝手ではモノの収納の量もそうですが、そこへ手を伸ばしたときのアクセス性の良さや、隠せる収納などにも配慮しました」という。もちろんただ使いやすければいいだけではなく、「スタイリングは、見た目もよりスッキリ、シンプルに上質に、というところを意識しました」と述べる。
「収納の数はしっかり備えていましたが、使い心地というところまで深掘りすることが必要でした。また、先代はクランクを多用した、出っ張りなどの要素が多いデザインで、かつアウトホイール(ステアリングの上からメーターを見るタイプ)を採用していたこともあり、インパネの上面がボコボコしていて、視界を少し邪魔していました。そういうところをなるべくノイズなく見せるようなことを意識しています」 また、本田技術研究所 デザインセンター デザインCMF担当の三輪あさぎさんは、「(収納は)サッと使えてサッと取り出せるコンセプトなので、艶の面とマットな面を組み合わせることで、結構雑多な扱いをしても、どちらに傷がついても目立ち難いシボにしています」とアピールする。パッケージを担当した同デザインセンターデザインパッケージ担当の田中未来さんは、「フリードの歴史は初代『モビリオ』から始まっているので、そこから紐解いて、これまでのパッケージングがどうなっているか、いまのクルマで出来ていることと出来ていないことを実車を見ながら検討していきました」と話す。
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