佐川さんが思う「フリードらしさ」とは、「パッケージの良さやサイズ感」だという。デザイン的にも、「他にはないシルエットが初代からフリードしかない形でした。そこがフリードらしさ」。例えば、「運転しやすい視界の良さや、広い空間があるけれど、ギュッとコンパクトにまとまっていて。でも全体のシルエットはちゃんと前に向かって勢いがあって、街中でもすいすい爽快に走れそうなシルエット。そういうところをひとつひとつ紐解いて、それをオシャレに見えるように演出しています」と説明する。
硬質さについても気を使ったそうだ。「デザイン自体をシンプルにまとめてしまうと安っぽく見えたり、商用車的に見えてしまったりすることがあるんですが、ひとつひとつの線をピシッと出すなど、入る線はなるべく形状に沿うようにすることで、工業製品としてカッチリ出来上がるように意識しました。家族の一台として使ってもらうクルマですので、良いものを買ったぞという気持ちには応えなければいけない。そこはすごく気を使ってやりました」と教えてくれた。 そしてこのラインには裏話があり、「実はもともと1本の細い線だった」という。試作中にキャビンとボディとで分けてモデルを作った時に、キャビンはデータでモデル化し、ボディ側はクレイを削って行って、その二つを合わせた時に「偶然2本になってしまった」。「それを見てなんか面白いなと思って、そのまま太い線にしてデザインとして残したんです」と偶然の産物だったことを明かした。新型フリードには「エアー(AIR)」と「クロスター(CROSSTAR)」の2種類がラインアップされる。従来モデル以上に差別化が図られたように見えるが、デザイン上のこだわりはどのようなところにあるのか。開発当初から同時進行でデザインが考えられていたというが、実はそこに佐川さんのクロスターへの思いがあった。
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