【プーチンの国より愛を込めて】制裁と女性の「衣料品」購入事情

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一時は壊滅的に下がったロシアルーブルですが現在は再び上昇し、反対にドルとユーロがルーブルに対して下落を続けていますが、それが国内の商品価格に反映されているわけではありません。

確かに、以前記事にしたキャベツは安くなりましたが、まだ制裁前の価格には戻っていませんし、たとえば一部のロシアの衣料品ブランドは、欧米の競合他社の撤退状況を見てから商品価格をほぼ2倍に引き上げてきたりして、それが町の女性たちの不満の種です。

一方、制裁によって欧米の有名なブランドが去ったというニュースにもかかわらず、いまだ多くの撤退したブランドの商品をショップで見かけます。これらの商品は在庫を売り払うためのようなので、いずれ商品はなくなると思われます。 そのため、現在国内では一時的に並行輸入が認められており、商品はカザフスタン、トルコ、中国などの国々から輸入されています。その中には撤退したメーカーの製品を含むさまざまな品目がありますが、並行輸入ですのでメーカー側からの保証と修理を提供できない場合があります。

 

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