試合前に衝撃が走った。激しい守備などでチームにエナジー(活力)を与えていた高島紳司が、前日までの練習中に左手第5中手骨を骨折。全治や復帰時期は今のところ未定だ。チームになくてはならない存在に成長した高島の戦列離脱は、好調なチームに影を落とすこととなった。高島のように、第1クオーター(Q)から出番をもらい、強度の高い守備で貢献。第3Qにはゴール下で相手のシュートを徹底的に阻み、ショットブロックバイオレーションを誘発した。攻撃でも後半に3本の3ポイント(P)シュートを決めるなど、自己最多の11得点をマーク。19連勝の立役者のひとりになった。相変わらず謙虚だ。後半は修正できていたが、それで満足しておらず「明日はもっとハードにしていきたい」と言う。3本成功させた3Pシュートについても「自主練習の成果もありますけど、打ちきるというチームの方針に沿ったメンタル面が大きいと思います」と振り返った。
実は前日、高島の戦列離脱が判明したあと、今後の出番増に緊張感を漂わせていたという。佐々宜央(さっさ・のりお)ヘッドコーチは「動揺していた。田臥さんから『キシ、緊張するにはまだ早いぞ』と言われていた」と明かす。一方で「プレッシャーがかかって追い込まれると、やらなきゃってバーンと弾けるタイプ」と、心配はしていなかった。 「この連勝が始まった琉球戦(1月21日)もアイザック(フォトゥ)のケガを村岸がカバーしてくれた。何か起きた時のバックアップという今季の役割は変わらない。彼が素晴らしいのは常に準備しているところ」と佐々ヘッドコーチ。高島同様、今季のブレックスになくてはならない存在になりつつある。 「試合に出て息が上がってくれば(緊張感も)払拭(ふっしょく)できて、自分のプレーができます」。どこまでも謙虚な26歳のルーキーが、2年ぶりの出場を決めたチャンピオンシップでのキーマンになるかもしれない。【沢田啓太郎】
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