鷹の不動の5番が、キャンプ地の宮崎に08年以来16年ぶりの白星を届けた。1-1で迎えたオリックス戦の6回無死一、三塁。 ソフトバンク 近藤健介 外野手(30)が右翼線に勝ち越し決勝のタイムリー二塁打を運んだ。開幕34試合目、昨季は打率2割4分4厘の低空飛行だったが、今季は8分1厘も上げて3割2分5厘でリーグ首位打者に立つ。チームは今季2度目の5連勝。今季最多の貯金14に大きく貢献した。白球が右翼線に弾んだ。宮崎のホークスファンは大喜びだ。1-1同点の6回、3番柳田、4番山川の連打でつくった無死一、三塁の絶好機。5番近藤が難攻不落のオリックス右腕、エスピノーザのカットボールを仕留めた。「ノーアウトでしたし、三振だけはないようにっていうところは思っていました」。会心の勝ち越しタイムリー。12球団トップクラスの強力クリーンアップで試合を決めた。
首位を走るチームと同じく近藤も“開幕ダッシュ”が際立つ。本塁打、打点の2冠を獲得した昨季は、34試合目の打率が2割4分4厘。今季は同3割2分5厘で堂々のリーグ首位打者に立つ。それでも「違いは分からないです。今はいいですけど毎年毎年変わりますし」と泰然自若。生涯打率が3割超の安打製造機は「そんな時(打率が落ちる)も必ずくると思う。あとはどうチームに貢献するか、そこが大事だと思うので意識してやっていきたいと思います」と引き締めた。決勝打は今季2度目。第1打席は中前打に運び、マルチ安打で勝利に貢献した。 感謝の勝利だ。キャンプ地の宮崎は、チームにとっても近藤にとってもシーズンが始まる原点の地。「2月はここでお世話になっている。いい状態でシーズンに入れたと思いますので、その勢いのまま皆さんにいい勝利が届けられて良かったです」。舞台はキャンプで使用するアイビースタジアムではないが、車で約40分、20キロ離れたひなたサンマリンでも思いは同じ。昨年は西武に0-3で敗れており、08年以来実に16年ぶりの宮崎白星を届けた。南国のファンのエネルギーを身にまとい「ここ一番、1本打てて良かったです」と白い歯を見せた。
不動の5番に引っ張られ、今季2度目の5連勝で首位がっちり。2位日本ハムとの5ゲーム差は変わらないが、貯金は今季最多を更新する「14」まで増えた。殊勲打の近藤について指揮官は「あれが力じゃないですか。絶好調っていう風には見えないけど、悪くても3割ぐらい打つバッター。技術が抜けている選手だなと思います」と最敬礼。柳田、山川、近藤の3~5番の今季同日安打は13度目。タカの中軸は恐ろしいほど頼もしい。【只松憲】
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