)が5回1/3を3失点と力投したが、打線が投手陣を援護できず春13年ぶりの勝利を逃した。想定外の大乱調だった。2万3000人の観客が詰めかけた一戦。北海・松田は聖地の雰囲気に呑(の)まれ、3回途中KO。ほろ苦い甲子園デビュー戦となり「ちょっと力んでしまった。今までで一番ダメな投球」と肩を落とした。
昨秋とは別人のような姿だった。明治神宮大会も含めて7試合に登板し、昨秋は42イニングで20四球、防御率1・50。背番号11でエース級の活躍をしていたが、この日は違った。大石広那捕手(3年)が「試合前は本当に制球が良かった」と言うようにブルペンで異変はなかったが、マウンドで一変。松田は「まだわからない。警戒して慎重にいきすぎたのはあるかもしれない」と原因を分析する。 1回は先頭から2者連続四球。2回も犠打を挟んで3者連続四球を与えた。相手の走塁ミスにも助けられ2イニングを無失点で切り抜けたが、不調に追い討ちをかけるように2回途中、右肘に痛みが走った。3回は3安打3四球に自身の野選も絡み、打者一巡の猛攻を受けて4失点。投手陣の柱を担ってきた右腕が自滅で崩れ、平川敦監督(52)は「何もできなかったというか、四球が多すぎた。ちょっときつかったですね」と唇をかんだ。
昨夏の主力メンバーが多く残る打線は5安打。相手の最速154キロ右腕・平嶋桂知投手(3年)の速球を捉えた打球も多く、4イニングで得点圏に走者を進めたが生かし切れなかった。4回は、無死満塁から相手失策による1得点のみに終わり、4番・大石は「満塁で複数得点できなかった。最後の一本が自分たちには必要」と振り返った。 昨秋からエースが不在。優勝候補相手に無失策の守備、攻撃では見せ場をつくったが、課題の「投手力」を再認識する一戦となった。背番号11は「制球力をもっとつけたい。成長してここで投げたい」。憧れの舞台で味わった敗北と屈辱を糧に、心身をレベルアップさせて夏の聖地に戻ってくる。(島山...
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