0回に決勝の中犠飛と中軸が活躍。7回まで無安打も終盤の粘りで8強入りを決めた。28日の準々決勝では中央学院(千葉)と対戦する。
2試合連続のサヨナラ劇に、校歌を歌い終えた青森山田の選手たちは笑顔でアルプス席へ駆けだした。7回まで無安打で、8回に2点を先制され、9回表に3失点と“絶体絶命”の状況が何度もありながら、驚異的な粘りで勝利。「最後まで諦めないことに尽きる。選手の頑張りに感謝したい」と兜森崇朗監督(44)も評価した。 中軸が期待に応えた。ようやくチーム初安打が出た8回、続く1死満塁で対馬が右前2点適時打。吉川勇大遊撃手(3年)とともに木製バットで試合に臨み、「緊張で(バットが)振れないのもあったので」(対馬)と1回戦より20グラム軽い870グラムのバットで放った今大会初安打は貴重なタイムリーだ。前の打席でバットを折られており、“リベンジ”の一打となった。
勝負を決めたのは原田だ。タイブレーク方式(無死一、二塁から開始)の延長10回無死満塁で、左中間へサヨナラ勝ちとなる中犠飛。1回1死一、二塁で二ゴロ併殺、8回、2―2となった直後の1死一、二塁で空振り三振と好機で倒れており、「仲間がつないでくれた。しっかり打ててよかった」と胸を張った。昨秋東北大会2回戦・羽黒戦(9〇8)も、10回からタイブレーク方式の延長戦を13回まで戦い抜きサヨナラ勝ち。終盤でも揺るがない粘り強さに、指揮官も「選手たちの諦めない姿勢はチームに取って一番の財産」とたたえた。 中央学院との準々決勝へ、「限られた時間だけどすぐ準備させたい」と指揮官。原田は「次の試合も全力で戦いたい」と意欲をみせた。どんな展開でも粘り強く戦い、誰一人諦めることなく白星をつかみにいく。(有吉 広紀)
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