「経歴に一生消えない傷がついてしまった」と大相撲のある親方がつぶやいた。弟子の日常的な暴力行為が判明した宮城野親方(38)=元横綱白鵬=に対して、日本相撲協会は監督義務違反を問い、「委員」から親方の役職としては最下位の「平年寄」への2階級降格を決めた。
弟子の幕内北青鵬(22)は弟弟子2人に対し、顔面や股間への平手打ちや殺虫剤のスプレーに点火し炎を顔に近づけるなど執拗に暴行。親方は事実を知りながら協会に報告しなかった。稽古中に他の力士の財布から現金を抜き取ったとも伝えられている。 宮城野親方は現役時代に3度の処分歴がある。2021年秋場所後に引退して親方になる際も、「大相撲の伝統文化や相撲界のしきたりを守る」とサインした。前代未聞の〝誓約書付き親方〟だったが師匠の資質にも疑問符が付き、部屋が当面伊勢ケ浜一門の預かりになるのも致し方ない。 新しい部屋を建てるまで仮住まいにしている東京都墨田区東駒形の旧東関部屋には弟子たちがいるだけで、親方は都心のタワーマンションから通っている。一つ屋根の下で師弟が寝食をともにするのが相撲界の基本のキで、そのしきたりすら守っていない。弟子がやりたい放題も無理はない。
引退に追い込まれた北青鵬は身長204センチ、体重181キロの超大型で、肩越しにガバッと右上手を取る規格外の力士だった。とはいえ、上手を取っても何もできず寄るか、相手が出てきたところを投げる程度。「ただのでくの坊」との揶揄も聞かれた。
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