【スタッドレスタイヤレビュー】ブリヂストンの最新スタッドレス「ブリザックVRX3」に雪上初試乗 氷上性能に続き雪上性能を確認

  • 📰 car_watch
  • ⏱ Reading Time:
  • 70 sec. here
  • 3 min. at publisher
  • 📊 Quality Score:
  • News: 31%
  • Publisher: 51%

日本 見出し ニュース

日本 最新ニュース,日本 見出し

【スタッドレスタイヤレビュー】ブリヂストンの最新スタッドレス「ブリザックVRX3」に雪上初試乗 … BRIDGESTONE ブリヂストン スタッドレス ブリザック VRX3

をお伝えしたが、およそ20%の氷上制動距離短縮というデータどおりアイス性能を実現していた。さらに、縦も横も癖なくグリップするところが好感触。旋回ブレーキや旋回脱出加速などのシーンにおける路面の捉え方が進化のポイントだと感じた。

ここまでアイス性能がアップしてくると気になってくるのがスノー性能である。氷に食いつくために接地を増やし、溝は減少する傾向だということが引っかかった。今回はそんな不安を取り除こうというのだろう。ブリヂストンはスノー路面の試乗をわざわざ新千歳モーターランドに作って試乗会を開いたのだ。実は試乗した12月中旬、千歳には雪がほとんどなく、特設コースにあった雪は前日から人工降雪機を動かして成立させたというもの。試乗当日の外気温は朝イチで-2℃。日が昇ればどんどん環境が悪化していきそうな状況である。雪が溶けてしまわぬうちに、次々に試乗を繰り返して行く。まず乗ったのは、メルセデス・ベンツ「E200」が装着していた225/55 R17サイズ。雪上コースで乗るタイヤとしては今回最も幅広いものだ。接地長はどちらかといえば短いものだが、その乗り味はどうだろう?

動き始めてまず感じたことは、微小操舵角域における手応えの豊かさだった。ほんの少し切り始めたところからクルマ全体が反応をはじめてくれる。そこからグッと切り込んで行くところまでグリップ感が変わることなく、路面を捉え続けてくれる。トラクション性能もブレーキングもシッカリしており不安感なく扱える感覚だった。最も特徴的なのは、氷上と同じく旋回制動や脱出加速時であっても、雪の路面を変わらず捉えていたことだった。それがプリウス(195/65 R15)でもレヴォーグ(215/50 R17)でも、軽自動車のDAYS(155/65 R14)であっても走り味が変わらないところが凄い!...

ブロックの形状や向きに応じてサイプ角度を変更し、パターン剛性をコントロール。周方向溝(リブ)の配置やブロック形状のい均一化により、接地圧分布をさらに均一化できたことも、あらゆる領域に効いているのだろう。最後に愛車と同じレヴォーグに乗って、ちょっと元気に走らせてみたが、狙ったところに行けるコントロール性は魅力的。多少リアを振り出しながら乗ったとしても、グリップの抜け方にクセがなく、ジワリと滑り出すところが扱いやすい。 また、ドライ路面での感触を確認しに一般道も試走した。試乗したのは一般的な重量のプリウスと、重量級のアルファードの2台。VRX3は夏タイヤ同等とまでは言わないまでも、相当ロードノイズが小さく、静か。音楽でもかけていれば、ほとんど気にならないレベル。昔のスタッドレスタイヤのようにゴムがよれる感覚も少なく、いたって普通に走ることができる。実は愛車にVRX2を装着させているのだが、これまでは真っ直ぐでシッカリとブレーキして一気に曲げ、真っ直ぐ立ち上がることを意識して乗らなければならないようなところがあった。VRX3はそんなことをせず、どのようなところでもマイルドに扱える。スイートスポットが拡がったことは明らか。これもまた、いい意味で“鈍感さ”を持っているということだろう。これなら氷でも雪でも気兼ねなく走れそう。やはり4年ぶりの新作はあらゆる領域で感心できる仕上がりだった。こりゃ、買い替えかな……。学生時代は機械工学を専攻する一方、サーキットにおいてフォーミュラカーでドライビングテクニックの修業に励む。その後は自動車雑誌の編集部に就職し、2003年にフリーランスとして独立。2019年に「86/B

 

コメントありがとうございます。コメントは審査後に公開されます。
このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:

 /  🏆 102. in JP

日本 最新ニュース, 日本 見出し

Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。