高梨沙羅(25=クラレ)にワールドカップ(W杯)デビューした11-12年から今季までのメンタル(心)、テクニック(技)、フィジカル(体)の推移を折れ線グラフに書き込んでもらい、振り返った。4位だった14年ソチ・オリンピック(五輪)、銅メダルだった18年平昌五輪後に一時気持ちが落ち込むも、今季は技術面も合わせて100点満点。充実で迎えた北京五輪だった。7日には新種目の混合団体に出場見込みだ。【取材・構成=保坂果那】
<心>最初のシーズン(W杯デビューした11-12年)の心は良かったですね。ソチ五輪で50くらいになって、その後どうだったか…忘れちゃいました。15-16年って何かありましたっけ? 3度目の総合優勝している? そうなんですね。じゃあ良かったですね。平昌五輪に向けてうまくいっていて安定していたけど、平昌五輪を終えてからですよね。いろいろゼロから仕切り直して始めたので、メンタルはちょっと下がっていました。いろいろ考えることが多かったので。そこから今は安定して上がっています。低くても50。病んでどうにかなっちゃうくらいっていうのはなかったかなって思います。 <技>テクニックというと、こういう感じですね。年々上がってきている印象はあります。なので今考えると最初は25って感じ。今思うと昔のベストもそんなに大したことないなって感じだったので。勢いだけでいっていた時期です。その時はいいって思っていたのですが。<体>フィジカルは一定なんじゃないかな。変わらずって感じ。安定しています。ずっと75くらいでしょうか。体育は下手くそなんですけど、基本的に体の使い方がスキージャンプに関してはうまいよねって言われるので、そんなに変わらずこられています。他のスポーツは壊滅的にダメなんです。体育の成績3なので。スポーツやっていても体育の成績は3なんですよ。今は100になっていると期待しています。
◆ソチ五輪VTR 高梨は1回目のジャンプでは不利な追い風を受けたが、100メートルを飛び3位。2回目も追い風を受け98・5メートルで順位を落とした。課題のテレマーク姿勢も2回ともに入れられず、まさかの4位だった。飛距離換算で銅メダルに1・1メートル、金メダルには2・2メートル差だった。W杯未勝利のフォクト(ドイツ)が初代金メダルに輝いた。 ◆平昌五輪VTR 不規則に風が吹き荒れる中行われ、高梨は1回目に緩い向かい風を受け103・5メートルで3位につけた。トップに立ったルンビ(ノルウェー)とは飛距離換算で約2・5メートル差、2位のアルトハウス(ドイツ)には約1・5メートル差と逆転の余地を残して2回目へ。今度は風に恵まれなかったが「ここにきて一番のジャンプ」と103・5メートルまで飛距離を伸ばした。2強には及ばなかったとはいえ、4位に終わったソチ五輪の雪辱を果たし、銅メダルを獲得した。
頑張ってね!サラちゃん。
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