たくさんの人に支えられて、この日を迎えられました。250セーブ、名球会というものを意識せずにやってきましたが、本拠地で達成でき、少しずつ実感が湧いています。中嶋聡監督を始め、今まで起用して下さった指導者の方々、チームメート、大切な家族…。感謝の思いでいっぱいです。
今は9回で使ってもらっています。でも(山崎)颯一郎や宇田川(優希)のように、常時150キロは投げられません。どう見ても、僕より能力の高い投手がいます。僕と同じ能力なら若い方を使う。その気持ちも理解しています。いつか彼らにポジションを譲る日が来ることも、覚悟しています。自分の球が全く通用せず、全く抑えられなくなったら終わりです。僕の存在意義は抑えること。若い投手のように猶予はないと胸に刻み、戦ってきました。 周りからは「メンタル、すごいね」と言われます。そんなことはありません。振り返ると、鈴木誠也君に打たれて2試合連続サヨナラ負けした時(※1)は、本当に落ち込みました。また球場に行かなアカン。重い腰を上げて球場に行く、その18年間です。夏場には後輩の阿部(翔太)に伝えました。簡単に切り替えられない。悔しさを持ったまま、次の登板に行く。その登板で抑えて初めて、気持ちを切り替えることができるんだと。
巨人の斎藤雅樹さんにあこがれ、上原浩治さんに理想像を重ねました。同じポジションとして尊敬するのが、藤川球児さんです。高校時代に補欠だった僕がWBC、メジャーリーグの舞台にも立つことができました。「いつでも待ってるからね」と温かく見守ってくれた横田(昭作)球団本部長、福良(淳一)GM。オリックスの方々が、戻る場所をつくってくれました。今も肌で感じ、やがて来るのが世代交代です。これからも一所懸命(※3)、簡単には引き下がらない気持ちで投げていきます。※1 16年6月17日の広島戦(マツダ)で平野佳は2点リードの9回に追いつかれ、セーブ失敗。チームは延長12回、比嘉が鈴木に2ランを浴び、サヨナラ負け。翌18日も2点リードの9回に平野佳が鈴木にサヨナラ3ランを浴びた。当時の広島・緒方監督が「今風の言葉で言うと“神ってる”よね」と発言したことが流行語となった。※3...
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
ソース: SportsHochi - 🏆 53. / 63 続きを読む »
ソース: SportsHochi - 🏆 53. / 63 続きを読む »
ソース: SportsHochi - 🏆 53. / 63 続きを読む »
ソース: SportsHochi - 🏆 53. / 63 続きを読む »
ソース: SportsHochi - 🏆 53. / 63 続きを読む »
ソース: SportsHochi - 🏆 53. / 63 続きを読む »