【ウクライナ全土に空爆】欧米の戦車供与“ロシア反発”報復の危機は◆日曜スクープ◆

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欧米によるウクライナへの戦車供与が決定した直後の1月26日、ロシアはウクライナ全土に大規模なミサイル攻撃を実施し、11人が死亡した。ロシア軍は極超音速ミサイル「キンジャール」を含む55発のミサイルを発射。47発を撃墜したが、極超音速ミサイル「キンジャール」については、迎撃が困難とされている。発射に使用されたのは、ロシアの戦略爆撃機「Tu−95」、戦闘機「Su−35」と「MiG−31K」。従来、ロシアはウクライナから約500キロ離れた「エンゲリス空軍基地」を出撃拠点としていたが、今回、黒海上に展開するロシア軍の艦艇から発射されたと見られ、拠点を後方に下げた形で、ウクライナ本土から離れた空・海から攻撃したと確認された。 ウクライナ東部戦線で、数カ月間にわたる熾烈な戦闘が続く。バフムトは西側に位置するスロビャンスク、クラマトルシクなど主要都市への幹線道路が交差する交通の要衝で、ロシアにとって、ドンバス地方の掌握に向けた重要拠点と位置付けられる。一方、ウクライナ軍がクレミンナ奪還に照準を合わせ、双方が攻勢をかける最激戦を展開する。ロシア軍のエリート空挺部隊と民間軍事会社「ワグネル」の囚人兵がバフムトを攻撃、包囲を目指している。前線の兵士を使い捨てとする民間軍事会社「ワグネル」の過酷戦術の実態が、ウクライナ軍の諜報文書で明らかになったと、米CNNが報じた。入手文書によると、何万人もの囚人兵たちが攻撃の第1陣を形成し、その後方から、暗視装置などを装備した経験豊富な戦闘員が続く。第1陣を担う囚人兵の80%が重い負傷を受けるという人命軽視の戦術を展開する。 拠点奪還を巡り強硬姿勢を崩さず、双方の攻防は激化する。ウクライナ軍が領土奪還を目指すルハンシク州クレミンナの戦線に、ロシア軍は空挺部隊の投入で防衛強化を図る。ロシア軍は、空挺部隊、第3自動車ライフル師団、また、ベラルーシに配置されている第1親衛戦車軍、第2自動車化狙撃師団を劣勢にあるクレミンナの防衛に編成した。米シンクタンク・戦争研究所によると、ウクライナ軍は、クレミンナ付近で攻撃を継続していると分析、ロシア軍を押し込んでいるという情報も確認されている。戦況を示す立体地図を駆使し、米戦争研究所の情報を基礎に、最新の戦況を詳報・解説する。 ★ゲスト:高橋杉雄(防衛省防衛研究所)、東野篤子(筑波大学教授) ★アンカー:秋田浩之(日本経済新聞・本社コメンテーター)

欧米によるウクライナへの戦車供与が決定した直後の1月26日、ロシアはウクライナ全土に大規模なミサイル攻撃を実施し、11人が死亡した。ロシア軍は極超音速ミサイル「キンジャール」を含む55発のミサイルを発射。47発を撃墜したが、極超音速ミサイル「キンジャール」については、迎撃が困難とされている。発射に使用されたのは、ロシアの戦略爆撃機「Tu−95」、戦闘機「Su−35」と「MiG−31K」。従来、ロシアはウクライナから約500キロ離れた「エンゲリス空軍基地」を出撃拠点としていたが、今回、黒海上に展開するロシア軍の艦艇から発射されたと見られ、拠点を後方に下げた形で、ウクライナ本土から離れた空・海から攻撃したと確認された。

ウクライナ東部戦線で、数カ月間にわたる熾烈な戦闘が続く。バフムトは西側に位置するスロビャンスク、クラマトルシクなど主要都市への幹線道路が交差する交通の要衝で、ロシアにとって、ドンバス地方の掌握に向けた重要拠点と位置付けられる。一方、ウクライナ軍がクレミンナ奪還に照準を合わせ、双方が攻勢をかける最激戦を展開する。ロシア軍のエリート空挺部隊と民間軍事会社「ワグネル」の囚人兵がバフムトを攻撃、包囲を目指している。前線の兵士を使い捨てとする民間軍事会社「ワグネル」の過酷戦術の実態が、ウクライナ軍の諜報文書で明らかになったと、米CNNが報じた。入手文書によると、何万人もの囚人兵たちが攻撃の第1陣を形成し、その後方から、暗視装置などを装備した経験豊富な戦闘員が続く。第1陣を担う囚人兵の80%が重い負傷を受けるという人命軽視の戦術を展開する。

拠点奪還を巡り強硬姿勢を崩さず、双方の攻防は激化する。ウクライナ軍が領土奪還を目指すルハンシク州クレミンナの戦線に、ロシア軍は空挺部隊の投入で防衛強化を図る。ロシア軍は、空挺部隊、第3自動車ライフル師団、また、ベラルーシに配置されている第1親衛戦車軍、第2自動車化狙撃師団を劣勢にあるクレミンナの防衛に編成した。米シンクタンク・戦争研究所によると、ウクライナ軍は、クレミンナ付近で攻撃を継続していると分析、ロシア軍を押し込んでいるという情報も確認されている。戦況を示す立体地図を駆使し、米戦争研究所の情報を基礎に、最新の戦況を詳報・解説する。

 

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