頭の後ろに手を回して反対の耳を持ち、「キビシーッ!」。一世を風靡(ふうび)したあのギャグは、平成日本の現状にピタリとはまるかもしれない。公開中の映画「ふたたび」で旅するトランぺッターを演じているが、「これが最後の映画」と語る。多くの人を笑わせ、楽しませてきた老コメディアンが、飄々(ひょうひょう)と世相をぶった斬(ぎ)り。まぁ聞いてチョーダイ!!
《映画「ふたたび」で演じている貴島健三郎は、ハンセン病療養所から年ぶりに息子の家に戻り、孫とともに昔結成していたジャズバンドの仲間を捜す旅に出る。神戸のクラブで果たせなかったライブを実現させようとするが…》財津 そう、自分でバリカンを使ってね。歳のときに脳内出血をやって、右の側頭部を開いた傷跡がある。だから髪を七三に分けて隠してたんですが、(貴島の)年の苦しみに比べたら傷が見えたからってなんなんだ、と開き直りました。財津 一度はお断りしたんです。難病ものとジャズロマンをブレンドして、親子3代の絆(きずな)まで持ち込むのは容易ではない。一歩間違ったら失敗作になる。ラッパも吹けなかったし、セッションの場面でウソがばれたら全部ぶっ壊れる。だから辞退した。でも塩屋俊監督が骨董(こっとう)品のラッパを家に置いていった。1カ月半練習しても音はうまく出なかったけど、「財津さんにしか演じられない」と監督に言われて、かすかに残っていた役者魂がムクッと起きたんですね。財津...
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