4月2日(火)、日本テレビ・生田スタジオにて行われた新 ドラマ 『 花咲舞が黙ってない 』記者会見。「地位なし・権力なし・怖いものなし」の主人公・花咲舞が銀行を舞台に悪事を暴いていく池井戸潤原作の新 ドラマ とあって、40人ほどの記者が詰めかけた。
その会見場の片隅に、マントにゴーグルの怪しい男…。普段、社会人としてよく「自分を客観視しましょう」などと言われるが、このときばかりは「絶対に客観視しない」と心の中で念じる。周囲の記者たちは、ノートパソコンを開いて情報を再確認したり、カメラをチェックしたりと準備に余念がない。2014~2015年に人気を博したシリーズが、キャストを一新して完全新作として帰ってきたのだ。自意識とは往々にして過剰なもので、皆、それどころじゃない。なんだか少し、気が楽になった。そして、桜舞い散るなか、今田をはじめ、山本耕史、上川隆也、要潤、菊地凜子、飯尾和樹が登壇する。いずれも独特の存在感をまとった個性派ぞろい。5人が並んだだけで、物語の予感が漂う。
アナウンサーの司会のもと、それぞれがドラマへの意気込みを語る。舞台が銀行だけに、凛としたスーツ姿が映える。池井戸作品の見どころのひとつである敵役を演じる要と菊地の衣装はシックかつ重厚感があり、フレッシュな今田&山本との対比がビジュアルからもひしひしと伝わってくる。花咲舞の叔父役の上川のみラフなエプロン姿だったが、前作に出演し、今回違った役どころを演じることになった理由を熱く語り、本作への並々ならぬ思いが感じられた。飯尾も軽快なトークでMCばりに場を和ませ、芸人のドラマ出演は、こんなところにも副産物があるのだなと納得する。日本テレビ系“土ドラ9”『花咲舞が黙ってない』の記者発表会に出席した(左から)要潤、菊地凛子、山本耕史、今田美桜、上川隆也、ずん・飯尾和樹 (C)ORICON NewS inc.
真っ先に最前列の記者が手を挙げる。「前作があり、しかも新キャストということで、どんな思いで臨んでいるか」と今田、山本への質問だ。誰もが気になるところをしっかりと突いてくる。だが、質疑応答は10分ほど。「へぇー」などとのんきに感心している場合じゃない。アナウンサーがあからさまに戸惑っている。それはそうだろう。ほんと、すみません。どこからか「なに? 花粉対策?」と、ゴーグル姿をいぶかしがる声が聞こえてくる。「ただ立ちはだかるというだけでは説得力がないので、やはり敵役には経験だったり、思惑だったり、さまざまな背景が必要になると思います。その点、要さんは一緒に並んで歩いているだけでも重厚感があるので、とても安心感があり、信頼しています」(菊地)
「敵はいつか滅ぶもの。だから、その滅び方、どう滅んでいくのかを考えています。菊地さんは海外で活躍されてきたこともあって、『なにを考えているんだろう』と不思議な部分もあり、時折、『実は菊地さんも私の敵なのか?』と感じる瞬間があるくらいミステリアスです」(要)
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