『プロサングエ』はSUVなのか? 4ドアだけど“純血”、「家族と分かち合えるフェラーリ」の意味 | Push on! Mycar-life

  • 📰 responsejp
  • ⏱ Reading Time:
  • 34 sec. here
  • 2 min. at publisher
  • 📊 Quality Score:
  • News: 17%
  • Publisher: 63%

日本 見出し ニュース

日本 最新ニュース,日本 見出し

『プロサングエ』はSUVなのか? 4ドアだけど“純血”、「家族と分かち合えるフェラーリ」の意味

プロサングエの日本初公開の場に選ばれたのは京都の仁和寺。1100年以上の歴史を持ち世界遺産に登録された由緒ある寺院だ。「ユニークでシンボリック。フェラーリ、そしてプロサングエと通じるものがある」(パストレッリ氏)。プロサングエという新モデルのキャラクターが、こんなところからも垣間見える。これまでのフェラーリには2+2シーターは存在したが、大人4人が快適に過ごすことができるモデルはなかった。1980年に名匠ピニンファリーナが手掛けたコンセプトモデル『フェラーリ・ピニン』は4ドアを持ち、新たなフェラーリの形と期待されたが実現には至らなかった。技術が成熟し、スポーツカーとしての性能と快適性を両立が可能となったことから生まれたのがプロサングエだという。フェラーリは「75年におよぶ最先端の研究の集大成として、世界的にもユニークなモデルを生み出した」と説明する。

プロサングエはミッドフロントにV12エンジンを搭載し、リアに8速DCTを搭載するトランスアクスル・レイアウトを採用。パワー・トランスファー・ユニット(PTU)をエンジン前方に組み合わせたユニークな4×4(全輪駆動)レイアウトを取る。これにより前後重量配分をミッドフロントシップのスポーツカーに最適な49:51とした。 ではスポーツカーとは何か。パストレッリ氏はきっぱりと答えた。「スポーツカーとは性能だ」と。そのメッセージは車名にも現れている。「プロサングエ」とはイタリア語で「サラブレッド」つまり純血を意味する。フェラーリとしては全く新しいカテゴリのモデルでありながら、意外にもフェラーリのDNAを直系で受け継いだサラブレッドだということだ。4ドア4シーターとして誕生したプロサングエについてパストレッリ氏は「家族と分かち合うことができるフェラーリだ」と表現する。これまでドライビングシートとナビシートでしか味わうことができなかったフェラーリの世界観を、4人で楽しむことができるということだ。これにより「新しい人たちにも興味を持ってもらっている」と、世界的な反響が大きいことを示唆した。

ボディシェルは後部ドアをリアヒンジ(観音開き)としたことで乗降性の向上と、車体のコンパクト化を両立。キャビンは大人4人が無理なく過ごすことができる。使い勝手の面では、ハッチバックを持つ荷室スペースはフェラーリ史上最大の473リットルを実現した。リアシートは可倒式で、さらに容量を拡大することも可能だ。

 

コメントありがとうございます。コメントは審査後に公開されます。
このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:

 /  🏆 56. in JP

日本 最新ニュース, 日本 見出し