』を発売した。対応プラットフォームはPC(Steam)およびPS5/Xbox Series X|S。ポーンに多大な影響を与える感染症めいたシステム「竜憑き」を巡って、プレイヤーたちがSNS上などでその恐怖や対処法を共有している。本稿では、竜憑きにまつわるネタバレなどになりうる記述があるため、留意してほしい。
『ドラゴンズドグマ 2』は、オープンワールドアクションゲーム『ドラゴンズドグマ』シリーズの新作だ。舞台となるのは人の王国ヴェルムントと獣人の国バタルが存在するファンタジー世界。プレイヤーは竜に心臓を奪われた覚者として、世界を冒険。竜を討ち、玉座へと昇る者の物語が描かれる。味方NPC「ポーン」を連れ歩くシステムは本作にも引き続き採用されている。 本作では、ポーンの間に流行り病のように広がる「竜憑き」と呼ばれる現象が存在。病にかかったポーンは目を見張る活躍を見せ、強気な言動が目立つようになるという。一方で、「末期に至ると大いなる災いを引き起こす」ともされる。同システムについては本作リリース前から明かされており、その恐ろしげな記述から詳細に興味が寄せられていた。
本作がリリースされ、その恐るべき実態が明らかになってきた。竜憑きにかかったポーンは、最終的には「町の人々を皆殺し」にする残虐行為に及ぶのだ。感染したポーンを放置したまま町の宿に宿泊すると、その町のありとあらゆるNPCが殺害。重要NPCについては日数経過などですぐに復活する仕様と見られるものの、発動するとかなり困るであろう現象だ。事後の対策としては、「久遠の竜鼓動」を利用してNPCを蘇らせる手などがあるものの、 同アイテムは極めて希少である。 そして竜憑きは、その説明のとおり伝染病のごとく広まっていく仕組みの様子。リムストーンで雇い入れたサポートポーンが感染していたり、あるいはメインポーンがいつの間にやら感染していたとの報告もある。本作リリースからしばらくして急激に感染報告が増え始めたこの病に、国内外のプレイヤーたちが戦々恐々としているのだ。
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