本稿では、6月25日(土)に開催されたDAY1の現地の様子を写真とともにお届けしたい。この日は6月にして記録的な猛暑日となった。ジリジリと肌に刺激を与えるほどの強烈な日差しが照りつけるなか、朝早くから物販には長蛇の列が。RAGEの公式発表によると1,000人以上が物販の列に並んだとのこと。列の最後尾を見に行こうとしたが、1分半以上歩いてもたどり着けなかったので断念した。
試合会場に入ると、まずその広さに圧倒される。コンサート会場だと思えばそこまで驚くことでもないのかもしれないが、国内のeスポーツ大会としては異例の広さだ。RAGEの公式発表によると、初日の来場者数は1万3千人を突破したとのこと。四方に設置された大画面の迫力も、白熱した試合を盛り上げるのに一役買っていた。 その他、残念ながら今回の大会で敗退してしまったチームの選手やをプレイしているストリーマー、タレントなども会場を訪れていた。意外と普通に歩いていたりしたので、見かけたというラッキーな人も結構いたのではないだろうか。筆者はFAV Gaming所属のFisker選手と遭遇し、許可をもらって写真を撮らせていただいた。試合のほうも簡単にレポートしておくが、詳細な内容はアーカイブが残っているので是非そちらを見ていただきたい。まずはUPPER FINALに勝ちあがってきたZETAとNTHの対戦。1マップ目はZETAがピックしたフラクチャー。ファーストラウンドこそNTHがとったものの、アタック側のZETAが強さを発揮して9-3で折り返し。そのまま最終的に13-7でZETAが勝利を収めた。終始Lazのエイムが冴えわたり、終わってみれば28キルKDA3.2を叩き出した。(KDA=キル・デス・アシストの比率)
Dep選手がトレンド入りした旨を伝えると「色んな人に見られているんだなと感じて嬉しい」とコメント。1v4クラッチについては「いつもだと上がってしまうが、今日は波がなく落ち着いていた。もともと今日は『やってやるよ』という感じだった」と大舞台にも関わらずスーパープレイが出せた理由を語った。 まず1マップ目はCRがピックしたブリーズでの対戦。NTHが立て続けに2ラウンドを先取したかと思えば、その次のラウンドにはMeteor選手のACEまで飛び出す展開に。試合開始前にあった「ACEが出たら立ち上がろう」というOooDa氏の話通り、観客はスタンディングオベーションでスーパープレイを称えた。その後も終始NTHがリードし13-6で勝利を収めた。(ACE=1人で対戦相手5人を倒してラウンドに勝利すること)