事件が発覚したきっかけは、祖母(57)が保護されたこと。20日の深夜、垂水区の団地の敷地内で発見された時、顔には傷があり、車いすに乗ったまま、じっと止まっていたといいます。その後、同じ家に住む、無職の母親・沙喜容疑者(34)と、その兄妹、大地容疑者(32)、朝美容疑者(30)、朝華容疑者(30)の4人が、祖母に対する監禁・傷害の疑いで逮捕されました。近隣住人:「黒い服に、上は帽子かフード。4人そろって、サングラスかけて歩いていた。キャリーケースと思うのは、引いていたと思う」近所に住む人:「みんな仕事行っている間とか、学校行っている時間に歩いてたので、何してるのかなっていう感じ。しゃべりもせずに、友達でもなさそうな。(Q.友達ではなさそう)全然無言で、黙々と歩いていた」
近所に住む人:「(Q.修くんを最後に見たのは)娘が見たのは5月くらい。(バスの中を)元気に走り回ってた。バスの運転手さんに怒られてた。『走らないで座ってね』と言われてて、お母さんとおばあちゃんは知らん顔」 近所に住む人:「(修くんは)首輪はめられて、お母さんが押し車で引いて。ひもをこっち持って動き歩いていた。あっちこっちと。犬みたいと思った。(Q.修くんは)普通だった。こっちからこっちへ。お母さんが引っ張って。(Q.声をあげたりは)あげへん。ぜんぜんもの言えへん。こんな首輪、色ついてないけど。犬の首輪」 共同生活は2011年から始まっていましたが、去年末、大地容疑者が一緒に住むようになってから変化が表れたと周囲の人たちは話しています。今年2月から修君は保育園を休みがちになります。4月に登園した時に、保育園の職員が、尻と肩にあざがあるのを見つけます。先月になると、沙喜容疑者が「育てにくい」として、一時保護を神戸市に求めます。市は保護をする予定でしたが、祖母が「しなくてよい」として撤回していました。
神戸市こども家庭局・丸山佳子副局長:「おうちの状況も確認したところ、育てにくさがあると聞いていたけれど、一時保護をその時にするという判断には至らなかった。(Q.家族が昼間何をしているか把握は)聞ける範囲では聞きますし、これから情報を聞き取ったり、家庭の養育状況を聞いていく段階だった。(Q.虐待が疑われる場合に、様子見が長いと危険では)色んなリスクを判断したうえで、対応の緊急度を判断して、保護するかどうか決める。早い場合もあるし、時間がかかる場合もある」
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ソース: jijicom - 🏆 32. / 63 続きを読む »