京の後鳥羽上皇（尾上松也）は、対立する執権・北条義時（小栗旬）を追討するよう、鎌倉の御家人たちに宣旨を与える。鎌倉を戦渦に巻き込まないために、義時は自らの首を差し出すことを決意する。しかし、尼将軍として鎌倉のトップに立っていた政子は、義時１人が犠牲となること拒否。御家人たちを集めて自らの思いを伝えた。
当初は「（頼朝の恩は）山よりも高く、海よりも…」と大江広元（栗原英雄）の書いた文書を読み始めた政子だったが、途中で原稿を閉じ、自らの言葉で語りかけた。政子は、義時が自ら命を投げだそうとしたこと、私利私欲に走ったことはないことなどを訴え「ここで上皇様に従って、未来永劫（えいごう）、西のいいなりになるか。戦って坂東武者の世を作るか、ならば答えは決まっています」「頼朝様の恩に今こそこたえるのです」と侍魂を鼓舞した。地位では上に当たる朝廷に対して「バカにするな」と反発し、義時の首を差し出すような「そんなひきょう者はこの坂東に一人もいない！」と断言。御家人たちも雄たけびを上げた。「マイキー」とは人気コミック「東京リベンジャーズ」で最強の暴走族「東京卍會」を率いる佐野万次郎の愛称。大規模な抗争を前に、集合した東卍メンバーに向かってマイキーが「日和ってるやついる？いねぇよなぁ！！」と鼓舞する名シーンがある。
ネットでは「マイキー政子『義時が朝敵にされてんのに、上皇に日和ってる奴いる？』『いねえよなぁ！！？』」「政子様はだいたいマイキー」「マイキー政子と鎌倉卍会」「名前が政子だから『マイキー』」と盛り上がった。
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