「話がうまい人」と聞くと、どのようなイメージを持つだろうか。話術で相手をけむに巻いたり、圧倒したりすることで自分の意志を通す様子を思い浮かべる人も多いはずだ。しかし、音声配信プラットフォーム「Voicy(ボイシー)」を運営するVoicyの緒方憲太郎代表取締役最高経営責任者は、「相手からまた会いたいと思われる人」だという。本の冒頭に思い切って書いたのが「話す力とは、人から求められる力である」。一度話した相手から、次の機会を求められる人は結果的に得をすると思うんです。
ただ、基本的にほとんどの人がプロダクトアウトというか、自分が何をするかばかりを考えがちです。「どういう話し方が効果的」ということではなく、相手が何を求めているかを考えた方がいいのかなと思うんです。コミュニケーションにおける顧客体験(UX)とも言えますよね。まず、聞き手に合わせて伝えること。聞き手の興味、知識、理解のスピードを把握することで、話の刺さり方が変わります。 また、経験や感情を織り交ぜて自分らしく伝えることも重要性が増していきます。スマートスピーカーや対話型人工知能(AI)などが登場する中で、人間が定量的な情報を伝えるという価値はどんどん低くなっています。 例えば、「明日は雨です」というときに、嬉しそうに言うのか、悲しそうに言うか。そこの方が大事になってくる。人間が唯一出せる定性的な情報が、唯一残された人間が発するべきコンテンツになってくるんだろうなというふうに思っています。...
この場合、話した相手がやる気になり納期までに終わることが目的。それに向けて、どう話せばいいかと考えてコミュニケーションを作ればよいと思います。例えば、「デッドラインはまだ来てないけど、どれぐらい進捗したか教えてほしい」と聞くだけでも違うかもしれないですね。早くしてほしい旨を伝えたいのであれば、「本当はこれぐらいで終わってほしいと思っている」と付け加えるなども考えられます。自分の話し方を録音して聞くこと。私自身、英語が不得意な状態で米国企業に就職した際、会話が聞き取れず一日中録音していた時期があったんです。自分の会話を繰り返し聞くことでブラッシュアップしていきました。 毎朝鏡で身だしなみを確認する感覚で、話し方をチェックするとよいと思います。意識するようになると、自分だけでなく他人にも気が配れるようになります。
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