「親米か反米か」をめぐるイデオロギー対立は終焉を迎えた

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「親米か反米か」をめぐるイデオロギー対立は終焉を迎えた <日本で戦後70年続いた保革対立に代わる、新たな対立基軸を構築せよ>

<日本で戦後70年続いた保革対立に代わる、新たな対立基軸を構築せよ>

10月末の総選挙について、このコラムで自民党が勝つだろうと書いたものの、実は内心ヒヤヒヤだった。地元の駅前で共産党候補の演説を聞く人たち(多くが高齢者)の表情に、真剣、切実なものを感じたからだ。結果は与党連立の勝利に終わったが、アメリカやロシアであれば敗者が「開票に不正あり!」と叫び大騒ぎになっただろう。 政治、そして政党は世につれ、時につれ変わっていく。先進国では工業の空洞化が進んだことで労使間のイデオロギー的対立が薄れ、代わって格差や人種、移民などの問題で不満を抱える者たちを大げさな言葉であおって票を稼ぐポピュリズムが幅を利かせている。 日本でも、1990年代のバブル崩壊前後に本格化した製造業の海外流出で社会が大きく変化した。その中で、戦後70年も続いてきた「保守と革新」が、与野党の対立の軸として機能しなくなっている。北朝鮮などからの脅威がリアルになるにつれて、空母や中距離ミサイルなど、自衛隊の兵装強化に野党は寛容になっている。「親米か反米か」で対立するのは、現実に見合わないものになってきたのだ。こういうさまなら、いくつもの政党が選挙でしのぎを削るのはもう意味がないのでは? やはり中国五千年の知恵に倣って選挙など......

 

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