「見返す」という気持ち 欧州でプレーする僕を支える 満身創意(岡崎慎司)(写真=ロイター)

  • 📰 nikkei_sports
  • ⏱ Reading Time:
  • 30 sec. here
  • 2 min. at publisher
  • 📊 Quality Score:
  • News: 15%
  • Publisher: 51%

日本 見出し ニュース

「見返す」という気持ち 欧州でプレーする僕を支える

今季は11月から12月にかけてワールドカップ(W杯)により中断期間が入るため、シーズンオフが短かった。それが理由なのかどうかは分からないが、移籍市場の動きは鈍く、僕の移籍先もまだ決まらない。年齢は30代半ば、昨季は芳しい記録を残せなかった選手にクラブが関心を寄せるのは、マーケットが閉じる直前になるのは理解できるけれど。

僕にとって今回の移籍はW杯カタール大会のメンバーに選ばれる上で重要な決断になる。主要リーグのできるだけ上のカテゴリーに属し、結果を残す。それができれば、W杯出場の可能性はある。今もなお、そう思っている。4年前のW杯ロシア大会最終戦後、長谷部誠さんや本田圭佑、酒井高徳が「代表引退」を口にした。僕は「次も目指します」と即座に決意表明した。故障明けの状態で選んでもらったにもかかわらず、大会前に再び負傷し、まったく期待に応えられなかった。当時は悔しさが強かったが、それからの僕にとってカタールのW杯は大きなモチベーションになった。 2019年に英プレミアリーグ、レスターとの契約が満了し、スペイン2部のウエスカに渡った。1年目で優勝と昇格を果たし、目標だったスペイン1部でプレーする機会を得た。21年は2部に舞い戻ったが、スペインでは良い思い出がたくさんある。カルタヘナで当時40歳のストライカー、ルベン・カストロと出会い、「40歳まで欧州でプレーする」という新しい目標を立てられたこともその一つ。これまでW杯に3回出場したが、活躍できたかというと、そうでもない。日本代表の勝利のために力を尽くせたかと問われれば、満足できるものではない。だからもう一度、W杯の舞台で自分の力を証明したい。「見返してやる」という気持ちは日々募っていて、それを果たせるのはW杯という舞台だけだ。

 

コメントありがとうございます。コメントは審査後に公開されます。
このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:

 /  🏆 124. in JP

日本 最新ニュース, 日本 見出し

Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。

世界の自動車、純利益4~6月30%減 原料高響く(写真=ロイター)世界の自動車大手の業績が悪化している。10日出そろったホンダや独BMWなど日米独13社の2022年4~6月期の純利益の合計は前年同期比30%減った。収益の悪化は8四半期ぶり。部品不足で新車の生産調整が続き、米テスラなどを除いて原料高も転嫁し切れていない。景気は減速しつつあり、値上げが進まないうちに需要が落ち込む可能性も出てきた。トヨタ自動車や独フォルクスワーゲン(VW)、米ゼネラル・モーターズ
ソース: nikkei_business - 🏆 29. / 63 続きを読む »

株は楽観・金利は慎重 利上げ巡り相場見通し割れる(写真=ロイター)今後の相場展開を巡って、米国の債券と株式市場で見方が割れている。米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めを警戒して債券市場では相場の乱高下を想定する一方、株式市場は足元の相場の戻りや底堅い企業業績から楽観的なムードが漂う。過去には両資産の警戒感の違いが広がった後に株式相場が崩れるケースもある。相場の予想変動率を示す指標は米国債は「MOVE指数」、米株は「VIX指数」が代表的だ。いずれも債券や株
ソース: nikkei_market - 🏆 28. / 63 続きを読む »

ソフトバンクG、アリババ株一部売却 関連会社から除外(写真=ロイター)ソフトバンクグループは10日、中国のアリババ集団の株式を使った資金調達で、一部を9月末までに現物決済すると発表した。現物決済により出資比率は6月時点の23.7%から14.6%に下がり、関連会社ではなくなる。ソフトバンクGは2000年にアリババに出資し 一時はこれで儲けてたのにね。
ソース: nikkei - 🏆 135. / 51 続きを読む »