今年6月のENEOS−三菱重工Eastの試合後、記念撮影に納まるENEOSの度会隆輝選手(右)と三菱重工Eastの津田啓史選手=横浜スタジアムで2023年6月9日、三浦研吾撮影26日のプロ野球新人選手選択(ドラフト)会議で、社会人野球で活躍したENEOSの度会(わたらい)隆輝選手(21)がDeNAから1位の、三菱重工Eastの津田啓史選手(20)が中日から2位の指名を受けた。2人は高校の同級生で二遊間コンビを組み、プロ入りの夢を語り合ってきた。出会ってから6年弱。同じ目標に向かい切磋琢磨(せっさたくま)し、そろって夢を実現した。
千葉県出身の度会選手と、熊本県出身の津田選手が出会ったのは2018年に入学した名門・横浜高だった。2人ともすぐに頭角を現し、1年生の秋からスタメン入り。二遊間を任されると、19年春のセンバツはそろって甲子園で試合に出場した。「絶対プロに行こう」。そんな夢を語り合った。最後の夏の甲子園は新型コロナウイルスの影響で中止になり涙をのんだが、卒業後はそれぞれ社会人野球チームに進んだ。一方の津田選手は入社後、スタメンに定着できず苦しんだ。だが活躍するライバルの姿が奮起の材料になった。「いつかは度会を超える」。他の選手がいなくなった日が暮れたグラウンドで練習を重ねた。課題だった打撃は徐々に形になり始め、今年の都市対抗出場をかけた西関東予選では、勝ち越し本塁打を放つなど最高殊勲選手賞を獲得。ドラフト候補に名を連ねた。
天真らんまんで明るい度会選手に対し、寡黙で感情をあまり前面に出さない津田選手は「キャラが真逆って言われます」と笑う。だが今も無料通信アプリ「LINE(ライン)」や電話で頻繁にやり取りし、食事も一緒にする仲だ。2人は25日夜もLINEで連絡し合ったという。 度会選手は「またプロの舞台で彼とやれるのはうれしいことなので、切磋琢磨してお互い一流のプレーヤーと言われるように2人で頑張りたい」と話し、津田選手は「一番のライバルだと思っている。高校入学のころから2人でプロに行こうと話をしていたので、今日お互いその瞬間を迎えられてとてもうれしい」と喜んだ。さらなるステージで互いの健闘を誓う。【田中綾乃、円谷美晶】
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